※2026年2月25日追記
映画人としてご活躍された皆様を悼みます。
謹んで哀悼の意を表しますとともに、心からお悔やみを申し上げます。
東京国際映画祭
2026年2月25日
ロバート・キャラダインさん 享年71
俳優。
1954年ハリウッド生まれ。父のジョン、兄のクリストファーとキース、デビッドも俳優。1971年の映画『11人のカウボーイ』で俳優デビュー。カルト的な人気を得る『ナーズの復讐』(84)と続いて製作されたシリーズ(全4作)で主人公を演じ、TVドラマ『リジー&Lizzie』では主人公の父親を演じていました。
2026年2月19日
エリック・デインさん 享年53
俳優。
1972年サンフランシスコ生まれ。TVシリーズ「チャームド~魔女3姉妹~」「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」に出演しブレイク。2014年からの「ザ・ラストシップ」では主人公を演じました。映画では『バッドボーイズ RIDE OR DIE』(24)などに出演されていました。
2026年2月16日
フレデリック・ワイズマン監督 享年96
2011年の第24回TIFF WORLD CINEMA上映『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』のQ&Aに登壇したフレデリック・ワイズマン監督
映画監督。
1930年ボストン出身。イェール大学のロースクールを卒業後、弁護士として働きながら教鞭をとり、1963年、アメリカの犯罪映画『クール・ワールド』のプロデュースをして映画界へ。1967年、ドキュメンタリー映画『チチカット・フォーリーズ』で監督デビュー。その後、約60年に渡り作品を撮り続けました。ドキュメンタリー映画の巨匠と呼ばれるようになり、2014年には、ヴェネツィア国際映画祭で生涯功労賞を、2016年のアカデミー賞では名誉賞を受賞されました。また、2024年の映画『さよならはスローボールで』では、ラジオアナウンサー役で声の出演をされました。
東京国際映画祭では、2011年の第24回のWORLD CINEMA部門で『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』を、その後全国で巡回開催された「フレデリック・ワイズマン レトロスペクティヴ フレデリック・ワイズマンのすべて」のオープニング作品として上映、Q&Aにもご登壇していただきました。
2015年の第28回では『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』、2023年の第36回では、遺作となった『至福のレストラン/三つ星トロワグロ』を上映しました。
2026年2月15日
ロバート・デュヴァルさん 享年95
俳優。
1931年カリフォルニア州出身。ニューヨークの演劇学校で、ダスティン・ホフマン、ジーン・ハックマンらと共に演技を学び、『アラバマ物語』(62)でデビュー。『M★A★S★H マッシュ』(70)『THX-1138』(71)に出演後、1972年『ゴッドファーザー』、74年の『PART II』でトム・ヘイゲン役を演じ、『PART II』ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。その後も『地獄の黙示録』(79)『カラーズ/天使の消えた街』(88)『デイズ・オブ・サンダー』(90)『ディープ・インパクト』(98)『アウトロー』(12)『ジャッジ 裁かれる判事』(14)といった話題作・超大作に数多く出演されました。
東京国際映画祭では、ロバート・デュヴァルさん出演の『ハート・オブ・ダークネス』(91)を第4回で、『シックス・デイ』(00)を第13回で、『地獄の黙示録・特別完全版』(01)を第14回で、『ジョンQ 最後の決断』(02)を第15回で上映しました。
2026年2月11日
ジェームズ・ヴァン・ダー・ビークさん 享年48
俳優。
1977年コネチカット州生まれ。1998年にスタートしたTVドラマ『ドーソンズ・クリーク』の主人公に抜擢されスターに。『バーシティ・ブルース』(99)『テキサス・レンジャーズ』(01)『ルールズ・オブ・アトラクション』(02)などの映画作品でも知られ、『天空の城ラピュタ』の英語版では”パズー”の吹替えを担当しました。
2026年1月31日
長谷川和彦監督 享年80
第35回(2022)TIFF 日本映画クラシックス部門『DOOR』上映時のトークショーに高橋伴明監督、主演の高橋惠子さんと登壇した際の長谷川和彦監督
映画監督。
1946年、広島県出身。藤田敏八監督『八月の濡れた砂』(71)やロマンポルノ作品の助監督時代に『青春の蹉跌』(74)『宵待草』(74)、TVドラマ「悪魔のようなあいつ」(75)の脚本が注目を浴び、1976年『青春の殺人者』で監督デビュー。作品はキネマ旬報のベスト・ワンに選ばれる等、高い評価を受け数々の映画賞を受賞。1979年、後に映画誌等で[歴代日本映画ベストテン][20世紀を代表する日本映画]に選出されることになる『太陽を盗んだ男』を監督しました。
1982年には、長谷川監督を含む当時の若手監督9人による映画制作会社「ディレクターズ・カンパニー」を設立。第1回東京国際映画祭・ヤングシネマ(インターナショナル)・コンペティション部門で大賞を受賞した『台風クラブ』(85・相米慎二監督)、『逆噴射家族』(84・石井聰亙(現・岳龍)監督)、『永遠の1/2』(87・根岸吉太郎監督)といった作品を発表しました。
東京国際映画祭では、2022年の第35回に国立映画アーカイブとの共催で、「長谷川和彦とディレクターズ・カンパニー」と題した特集上映を行い、9作品を上映、日本映画クラシックス部門でもディレクターズ・カンパニー作品4本を上映しました。
・関連ニュース/動画
→ 長谷川和彦監督が『DOOR』の監督・高橋伴明さん、主演の高橋惠子さんと登壇した動画レポート
→ 高橋伴明監督『DOOR』34年ぶり復活に感慨「2回目の誕生日」、長谷川和彦監督からはまさかのクレーム!?
→ 黒沢清監督、長谷川和彦監督作『太陽を盗んだ男』撮影中に逮捕されていた ディレクターズ・カンパニー製作『地獄の警備員』上映で明かす
2026年1月30日
キャサリン・オハラさん 享年71
俳優・脚本家・コメディアン。
コメディ集団「セカンド・シティ・シアター」でそのキャリアをスタート。映画『ビートルジュース』(88)や『ホーム・アローン』(90)等数々の作品に出演。2015年に開始したTVドラマ「シッツ・クリーク」では、エミー賞主演女優賞等を受賞されました。
近年もTVシリーズ「ザ・スタジオ」(25)、『ビートルジュース ビートルジュース』(24)に出演されていました。
2026年1月21日
東陽一監督 享年91
写真・左:第23回(2010)TIFF 日本映画・ある視点『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』のQ&A、右:第29回(2016)TIFF Japan Now『だれかの木琴』のQ&Aにご登壇時の東陽一監督
映画監督。
1934年、和歌山県出身。1969年のドキュメンタリー『沖縄列島』に続いて、『やさしいにっぽん人』(71)で劇場映画デビュー。1978年に日本アート・シアター・ギルド(ATG)の代表的作品となる『サード』を監督、芸術選奨文部大臣新人賞、報知映画賞作品賞、キネマ旬報監督賞などの賞を受賞しました。1996年の監督作『絵の中のぼくの村』で第46回ベルリン国際映画祭の銀熊賞を受賞。2003年の『わたしのグランパ』では第27回モントリオール世界映画祭の最優秀アジア映画賞などを受賞されました。2020年には東陽一監督の生い立ちから作品解説を含めたドキュメンタリー『現在地はいづくなりや 映画監督東陽一』(監督:小玉憲一)が制作されました。
東京国際映画祭では、1992年の第5回NIPPON CINEMA NOW部門で『橋のない川』、2010年の第23回の日本映画・ある視点部門で『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』、2016年の第29回のJapan Now部門で『だれかの木琴』を上映しました。
2026年1月6日
タル・ベーラ監督 享年70
写真・左:第8回(1995)TIFFでのタル・ベーラ監督
映画監督、脚本家、プロデューサー。
1955年、ハンガリー生まれ。デビュー作『ファミリー・ネスト』(77)はハンガリー批評家賞新人監督賞、マンハイム国際映画祭でグランプリ受賞。1994年発表の『サタンタンゴ』はベルリン映画祭フォーラム部門カリガリ賞を受賞。その後の主な作品に『ヴェルクマイスター・ハーモニー』(00)、ジョルジュ・シムノン原作『倫敦から来た男』(07)など。2011年発表の引退宣言作『ニーチェの馬』はベルリン映画祭銀熊賞と国際批評家連盟賞を受賞。1990年以降、ベルリン・フィルム・アカデミーの客員教授を務め、2012年にサラエボに映画学校film.factoryを創設。2016年の閉鎖後も世界各地でワークショップやマスタークラスを行い、後進の育成に取り組まれました。2023年、ヨーロッパ・フィルム・アカデミー名誉賞を授与されました。
東京国際映画祭では、1995年の第8回で、7時間半の『サタンタンゴ』を特別上映。2024年の第37回TIFFにて、“特別功労賞”を授与、また、タル・ベーラ監督が福島で実施した映画制作ワークショップを記録した映像作品『FUKUSHIMA with BÉLA TARR』(監督:小田香)を上映しました。
・関連ニュース/動画
→タル・ベーラ氏に特別功労賞の授与決定!(2024/10/21)
→【動画】タル・ベーラ×山田洋次特別鼎談 ~タル・ベーラ監督TIFF特別功労賞受賞記念~(2024/11/1)
→【動画】巨匠タル・ベーラとみる福島浜通り~ ワークショップ制作映画上映(2024/10/31)
2026年1月5日
アン・ソンギさん 享年74
写真左・第5回(1992)TIFFインターナショナル・コンペティション部門・東京グランプリ受賞『ホワイト・バッジ』のチョン・ジヨン監督(右)とアン・ソンギさん(左)。写真右・第8回(1995)TIFFインターナショナル・コンペティション出品『永遠なる帝国』のチームと。左からパク・チョンウォン監督、キム・ヘスさん、チョ・ジヒョンさん、アン・ソンギさん)
俳優。
1952年生まれ。1957年、キム・ギヨン監督『黄昏列車』で子役として出演、俳優デビュー、2020年代の初めまで出演した作品の本数は約140本を数え、韓国の国民的俳優と呼ばれました。1996年には小栗康平監督の『眠る男』に主演しました。
東京国際映画祭には、第5回(1992)TIFFインターナショナル・コンペティション部門の東京グランプリ受賞作品『ホワイト・バッジ』で、第8回(1995)TIFFインターナショナル・コンペティション出品『永遠なる帝国』で、第11回(1998)TIFFコンペティション部門の東京ゴールド賞受賞作品『スプリング・イン・ホームタウン』(TIFF上映タイトル『故郷の春(仮題)』)で、主演俳優として参加、登壇されました。
その他、アン・ソンギさんが出演された作品では、1994年の第7回TIFFアジア秀作映画週間で『トゥー・コップス』、2011年の第24回TIFFでは特別招待作品として『第7鉱区』を上映しました。
2025年12月14日
ロブ・ライナー監督 享年78
映画監督・俳優・脚本家・映画プロデューサー。
1947年ニューヨーク生まれ。母は女優のエステル・ライナー、父はコメディアン・俳優・監督のカール・ライナー。1984年モキュメンタリー作品『スパイナル・タップ』で監督デビュー。『スタンド・バイ・ミー 』(86)『プリンセス・ブライド・ストーリー』(87)『恋人たちの予感』(89)『ア・フュー・グッドメン』(92)といった傑作・名作を立て続けに発表しました。2025年、デビュー作の続編となる”Spinal Tap II: The End Continues”が公開されました。
2025年12月8日
原田眞人監督 享年76
第6回(1993)TIFFコンペティション出品の『ペインテッド・デザート』の会見時(写真左上、左から原田眞人監督、ノブ・マッカーシーさん(俳優)、木村一八さん(俳優))、第28回(2015)TIFF Japan Now監督特集「原田眞人の世界」でご登壇(写真右・レッドカーペットで役所広司さん(俳優)と。写真左・中・『クライマーズ・ハイ』で堤真一さん(俳優)と。写真左・下・『わが母の記』で樹木希林さん(俳優)と。)
映画評論家、映画監督、脚本家。
1949年静岡生まれ。1970年代に映画評論家として活躍。『さらば映画の友よ インディアンサマー』で1979年に映画デビュー。『ガンヘッド』(1989)『バウンス ko GALS』(1997)『金融腐蝕列島〔呪縛〕』(1999)『突入せよ! あさま山荘事件』(2002)『関ヶ原』(2017)『燃えよ剣』(2021)『ヘルドッグス』(2022)等を監督。2003年には『ラスト サムライ』に俳優として出演されました。
東京国際映画祭には、1993年の第6回のコンペティションに、オリジナルビデオシリーズとして制作された「タフ」の劇場版『ペインテッド・デザート』を出品、第28回(2015)TIFFのJapan Now部門で監督特集「原田眞人の世界」が組まれ、『KAMIKAZE TAXI<インターナショナル・バージョン>』(1995)『クライマーズ・ハイ』(2008)『わが母の記』(2012)『駆込み女と駆出し男』(2015)『日本のいちばん長い日』(2015)の5作品が上映されました。
2025年12月5日
ケイリー=ヒロユキ・タガワさん 享年75
第15回(2002)TIFFのニッポン・シネマ・フォーラム(NCF)の「NCF 小松沢陽一のトークショー『映画への情熱!世界への挑戦!』」で熱いトークを披露したケイリー=ヒロユキ・タガワさん
俳優。
1950年9月7日東京生まれ。5歳でアメリカに移住。
1980年代に端役で映画への出演を始め、アクション映画の悪役等で異彩を放つ。『ラスト・エンペラー』(1987)『アメリカン・ミー』(1992・第5回TIFFインターナショナル・コンペティション部門出品)『ヒマラヤ杉に降る雪』(1999)『パール・ハーバー』『PLANET OF THE APES/猿の惑星』(2001)『SAYURI』(2005)等のハリウッド大作やTVシリーズにも数多く出演。
第15回(2002)TIFFのニッポン・シネマ・フォーラム(NFC)のトークゲストとして登壇、俳優となった経緯等を熱く語りました。
2025年11月29日
トム・ストッパードさん 享年88
劇作家、映画脚本家。
1937年旧チェコスロバキア生まれ。ナチスの迫害を逃れ出国、戦後は英国に移住し、ジャーナリストとして働きながら、戯曲を完成させる。『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』(67)『リアル・シング』(82)、上演時間が約9時間の『コースト・オブ・ユートピア』(02)の戯曲が代表作。映画脚本も執筆しており、『未来世紀ブラジル』(85)『太陽の帝国』(87)『アンナ・カレーニナ』(12)などを担当。1998年の『恋におちたシェイクスピア』ではアカデミー賞脚本賞を受賞しました。1990年には戯曲の代表作である『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』を自身の脚本・監督で映画化しました。
2025年11月23日
ウド・キアーさん 享年81
俳優。
1944年ドイツ生まれ。18歳の時にイギリスに移住し、俳優となり、アンディ・ウォーホルが企画・製作した『悪魔のはらわた』(73)『処女の生血』(74)での怪演が注目を浴びる。『サスペリア』(77)『マイ・プライベート・アイダホ』(91)『奇跡の海』(96)『ブレイド』(98)『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(00)『グラインドハウス』の『ナチ親衛隊の狼女』(07)『アイアン・スカイ』(12)『バクラウ 地図から消された村』(19)などに出演。日本でも歯ブラシのCMに出演するなど一部で多大な人気を博しました。
東京国際映画祭では、1996年第9回で『ベルリンのリュミエール』を、1997年第10回で『キングダムII(第3章・第4章)』を上映しています。
2025年11月12日
菅原浩志監督 享年70
TIFFに登壇した菅原浩志監督(写真左上・右)第16回(2003)TIFF『ほたるの星』、(写真左下・後列左)第19回(2006)TIFF 『早咲きの花』、(写真右)第30回(2017)TIFF『写真甲子園 0.5秒の夏』
写真詳細:写真左上・小澤征悦さん(左・俳優)、菅谷梨沙子さん(中央・俳優)と。写真左下・後列・徳山秀典さん(中央・俳優)、吉村龍太さん(右・音楽)、前列・(左から)笠奈月さん(俳優)、小柳友貴美さん(俳優)、加藤未央さん(俳優)、宗田理さん(原作)
映画監督・脚本家・プロデューサー。
1955年北海道生まれ。米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で映画製作・演出を学ぶ。
1988年『ぼくらの七日間戦争』で監督デビュー(菅原比呂志名義)。
監督作『ほたるの星』が2003年の第16回TIFFのコンペティション部門に選出、2006年には『早咲きの花』が第19回TIFFの日本映画・ある視点部門に選出されました。2017年の第30回TIFFでは、『写真甲子園 0.5秒の夏』が特別招待作品としてワールド・プレミア上映され、10/25に開催されたオープニング・レッドカーペットにも登壇されました。
2025年11月8日
仲代達矢さん 享年92
(写真上・左)第1回(1985)TIFFオープニング作品『乱』の舞台挨拶に登壇された仲代達矢さん、(写真上・中)第28回(2015)TIFF 『乱 [4Kデジタル復元版]』のトークショーに登壇された仲代さん、(写真上・右)第32回(2019)TIFF特別上映『帰郷』上映時にTIFFより特別功労賞を授与された仲代さん
(写真中)2015年『乱 [4Kデジタル復元版]』のトークショーでの仲代達矢さん、原田美枝子さん、ワダ・エミさん、野上照代さん、ヴィットリオ・ダッレ・オーレさん
(写真下)2019年『帰郷』上映時に登壇した田中美里さん、北村一輝さん、仲代達矢さん、常盤貴子さん
俳優。
1932年東京出身。1952年「俳優座養成所」に入所。数多くの映画作品、TVドラマに出演。
黒澤明監督の『用心棒』『椿三十郎』では敵役を演じ、『乱』『影武者』『天国と地獄』といった作品に出演、国際的にも評価されました。
成瀬巳喜男監督、岡本喜八監督、市川崑監督、五社英雄監督といった日本を代表する監督の作品にも出演、テレビではNHKの大河ドラマで主演、舞台ではシェイクスピア作品などを自ら主演で上演しました。妻の宮崎恭子さんと創設した「無名塾」では役所広司さん、益岡徹さんら後進の育成にも努められていました。
東京国際映画祭では、1985年の第1回TIFFのオープニング作品『乱』でゲスト登壇し、黒澤明監督からの手紙を代読、2015年の第28回TIFFで『乱 [4Kデジタル復元版]』上映の際にも登壇されました。2019年の第32回TIFFから特別功労賞を贈られました。
2025年11月3日
ダイアン・ラッドさん 享年89
俳優。
1935年ミシシッピ州生まれ。娘のローラ・ダーンさんも俳優。『アリスの恋』(74)『ワイルド・アット・ハート』(90)『ランブリング・ローズ』(91)でアカデミー賞助演女優賞にノミネート。『ワイルド・アット・ハート』『ランブリング・ローズ』では娘のローラさんと共演されました。
東京国際映画祭では、2006年第19回の特別招待作品として『世界最速のインディアン』(05)を上映しました。
2025年10月31日
チェッキー・カリョさん 享年72
俳優。
1953年イスタンブール生まれ。舞台俳優として数々の古典劇などに出演後、1983年の映画『愛しきは、女 ラ・バランス』で映画デビュー。1990年の『ニキータ』で主人公を殺し屋として訓練する教育係役を好演。その後はフランス映画だけでなく、ハリウッドにも進出。アクション映画での悪役やドラマでの主要人物役で印象的な演技を披露しました。
東京国際映画祭では、チェッキー・カリョさんが出演した『1492・コロンブス』を1992年第5回のクロージング作品として上映しています。
2025年10月25日
ビョルン・アンドレセンさん 享年70
俳優・歌手。
1955年ストックホルム生まれ。1971年、ルキノ・ヴィスコンティ監督の『ベニスに死す』に主人公を虜にする少年役に抜擢され、一躍有名になるが、その後は沈黙。2019年世界的に話題となったアリ・アスター監督のホラー映画『ミッドサマー』に老人役で出演、久々に注目されました。2021年には彼の半生を描いたドキュメンタリー『世界で一番美しい少年』が公開されました。
2025年10月23日
ジューン・ロックハートさん 享年100
俳優。
1925年ニューヨーク生まれ。父のジーン、母のキャスリーンは共に俳優。映画・TVドラマで活躍。1950~60年代のTVドラマ「名犬ラッシー」60年代の「宇宙家族ロビンソン」に出演、日本でも人気を博しました。
2025年10月15日
池広一夫監督 享年95
映画監督。
1929年東京府(東京都)生まれ。1950年に大映京都撮影所に入社。溝口健二監督や市川崑、森一生監督らに師事し、1960年『薔薇大名』で監督デビュー。70年代からTVシリーズも手掛け、1990年からスタートした刑事ドラマ「終着駅」シリーズを”ライフワーク”と語り、2022年の最終38作目まで監督を務めました。
東京国際映画祭では、1985年第1回にて『化粧』(84)を上映しました。
2025年10月11日
ダイアン・キートンさん 享年79
俳優・映画監督・映画プロデューサー・脚本家。
1946年ロサンゼルス生まれ。ニューヨークで演技を学び、1968年ブロードウェイのミュージカル『ヘアー』でデビュー。翌年上演されたウディ・アレンの『Play It Again, Sam』(映画化タイトル『ボギー!俺も男だ』)の舞台に出演、トニー賞にノミネートされました。1970年には『ふたりの誓い』で映画デビュー、この演技を観たフランシス・フォード・コッポラが『ゴッドファーザー』(72)の”ケイ・アダムス”役に抜擢、2作目・3作目にも出演しました。1972年に映画化された『ボギー!俺も男だ』に出演、以来ウディ・アレン作品の常連となり、1977年には『アニー・ホール』でアカデミー主演女優賞を受賞しました。その後も『赤ちゃんはトップレディがお好き』(87)『花嫁のパパ』(91)『恋愛適齢期』(03)『50年後のサマーキャンプ』(24)といった多くの作品に出演されました。
東京国際映画祭では、2017年第30回のオールナイト企画ミッドナイト・フィルム・フェス!の1本で『アニー・ホール』(77)を上映しました。
2025年9月23日
クラウディア・カルディナーレさん 享年87
俳優。
1938年チュニジア生まれ。1957年、美人コンテストでの優勝をきっかけに映画界入り。ルキノ・ヴィスコンティ監督の『若者のすべて』(60)『山猫』(63)、フェデリコ・フェリーニ監督の『8 1/2』(63)など、100本以上の映画・TV作品に出演されました。
東京国際映画祭では、1997年第10回、2024年第37回で『8 1/2』、2024年第37回で『エンリコ四世』(84)を上映しました。
2025年9月16日
ロバート・レッドフォードさん 享年89
俳優・映画監督・映画プロデューサー。
1936年サンタモニカ生まれ。野球の特待生としてコロラド大学に進むも中退。ユタ州に移住し、アメリカ演劇アカデミーで舞台美術を学び、俳優に転向、1959年に舞台デビュー。下積みを経て、1969年、ポール・ニューマンと共演した『明日に向って撃て!』で”サンダンス・キッド”を演じスターとなる。P・ニューマンと再び共演の『スティング』(73)、ダスティン・ホフマン共演の『大統領の陰謀』(76)などに出演。1980年に監督業にも進出した『普通の人々』でアカデミー賞監督賞を受賞(作品賞、助演男優賞、脚色賞も獲得)。その後もハリウッド超大作など数多くの作品に出演、監督としてもプロデューサーとしても数多くの作品を制作しました。
1981年にはユタ州でインディペンデント映画の作り手を育成する「サンダンス・インスティテュート」を創設、併せて「サンダンス映画祭」を主催し、多くの新しい才能を送り出しました。
2002年には映画界への長年の貢献を評価されアカデミー名誉賞を受賞しました。
東京国際映画祭では、1997年第10回で、コメンテーターの一人として出演したドキュメンタリー作品『ワイルド・ビル ―ウィリアム・ウェルマンの生涯―』(96)、2014年第27回の特別招待作品で監督して参加したオムニバスドキュメント『もしも建物が話せたら』(14)を上映しました。
2025年9月2日(9月9日発表)
吉行和子さん 享年90
俳優・エッセイスト・俳人。
1935年東京都生まれ。1954年劇団民藝の水品演劇研究所に入所。俳優候補として採用後、頭角を現し、1955年『由起子』で映画デビュー。劇団民藝の舞台「アンネの日記」で主演デビューを果たし、映画『にあんちゃん』(59)などで毎日映画コンクール女優助演賞を受賞。大島渚監督がカンヌ映画祭で監督賞を受賞した1978年の『愛の亡霊』、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』(08)といった作品でも印象的な役を演じました。「3年B組金八先生」「ふぞろいの林檎たち」などの大ヒットTVドラマにも数多く出演されました。
吉行さんの出演作品について、東京国際映画祭では、2006年第19回の「今村昌平追悼特集」で『にあんちゃん』(59)、2015年第28回のJapan Nowで『家族はつらいよ』(16)、2017年第30回のJapan Nowで『家族はつらいよ2』(17)を、2021年第34回のアジアの未来で奥田裕介監督『誰かの花』(21)を上映しました。
2025年8月17日
テレンス・スタンプさん 享年87
俳優。
1938年ロンドン生まれ。1962年映画デビュー作『奴隷戦艦』でゴールデングローブ賞を獲得、アカデミー賞助演男優賞にもノミネートされるなど華々しいスタートを飾りました。1965年『コレクター』でカンヌ映画祭の男優賞を受賞、演技派、個性派俳優として世界的な評価を獲得しました。フェデリコ・フェリーニ監督やピエル・パオロ・パゾリーニ監督の作品に出演、『スーパーマン』(78)での”ゾッド将軍”役や『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(99)といった超大作にも出演しました。高い評価を得た『プリシラ』(94)のドラァグクイーン”バーナデット”役を再び演じた”Priscilla Queen Of The Desert 2″が遺作としてクレジットされています。
2025年7月22日
上條恒彦さん 享年85
歌手・俳優。
1940年長野県生まれ。1960年代から歌手として活躍、70年代から俳優としてもTVドラマに出演。「3年B組金八先生」やNHKの大河ドラマ、映画では『獄門島』(77)『テラ戦士ΨBOY』(85)『千利休 本覺坊遺文』(89)『悼む人』(15)などの話題作に出演、声優としても『もののけ姫』(97)『千と千尋の神隠し』(21)といったアニメ作品や、『アニー』(82)『リトル・マーメイド』(91)などで吹替え出演をされていました。
2025年7月17日
遠野なぎこさん 享年45
俳優。
1979年生まれ。6歳から子役として活躍、1999年NHKの連続テレビ小説「すずらん」でヒロインを演じ、2001年、映画『日本の黒い夏 – 冤罪』で日本映画批評家協会新人賞を受賞されました。その後も数多くのTVドラマ、映画にご出演されました。
2025年7月14日
アレクサンドル・ミッタ監督 享年92
俳優。
1933年モスクワ生まれ。1961年に映画監督としてデビュー。1974年、栗原小巻さんの主演で、冷戦の最中に撮影された『モスクワわが愛』を吉田憲二監督と共同で監督。1990年にも栗原小巻さんを主演に、日本とソ連の合作『未来への伝言』を監督しました。
2025年7月9日
和泉雅子さん 享年77
俳優・歌手・冒険家。
1947年東京都生まれ。子役として活躍、1961年に日活に入社、以降青春映画に多数出演、吉永小百合さんと松原智恵子さんとともに「日活三人娘」と呼ばれ、絶大な人気を博しました。1963年の映画『非行少女』に主演、エランドール新人賞、モスクワ映画祭金賞を受賞しました。70年代後半からTVに活躍の場を移し、多くのTVドラマに出演されました。冒険家として、日本人女性で初めて北極点到達に成功されています。
2025年7月3日
マイケル・マドセンさん 享年67
俳優。
1957年シカゴ生まれ。妹は女優のヴァージニア・マドセン。ステッペンウルフ・シアター・カンパニーに参加し、1983年映画『ウォー・ゲーム』に出演。1992年Q・タランティーノ監督『レザボア・ドッグス』での”Mr.ブロンド”役が高い評価を得て、国際的な人気俳優になりました。『ワイアット・アープ』(94)『スピーシーズ 種の起源』(95)『フェイク』(97)『キル・ビル』(03)『キル・ビル Vol.2』(04)『シン・シティ』(05)『ヘイトフル・エイト』(15)『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(19)など数多くの作品に出演されました。
2025年7月2日
ジュリアン・マクマホンさん 享年56
俳優。
1968年オーストラリア生まれ。父親は第20代のオーストラリア首相のウィリアム・マクマホン。モデルとしてコマーシャルなどに出演、TVドラマ「チャームド~魔女3姉妹~」で人気となったキャラクターを演じ、「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」(05~)で主演、映画では『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』(05)と続編『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』(07)、『RED/レッド』(10)に出演しました。
2025年6月19日
堀越謙三さん 享年80
映画会社ユーロスペース代表・映画プロデューサー。
1945年生まれ。1983年、東京・渋谷にミニ・シアター ユーロスペースを開館。レオス・カラックスやアッバス・キアロスタミ、アキ・カウリスマキ、デヴィッド・クローネンバーグ、ラース・フォン・トリアー、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)ら作家性の高い監督の作品を配給・上映し、80年代から90年代のミニシアターブームを牽引しました。1997年にはアテネ・フランセ文化センターと共同で映画美学校を設立し、映画人の育成にも力を入れました。映画プロデューサーとしてウェイン・ワン監督『スモーク』(85)、黒沢清監督『大いなる幻影 Barren Illusion』(99)、フランソワ・オゾン監督『焼け石に水』(00)、キアロスタミ監督『ライク・サムワン・イン・ラブ』(12)、カラックス監督『アネット』(21)などの製作に携わりました。
2023年からは「新潟国際アニメーション映画祭」の実行委員長も務められていました。
2025年6月19日
ジェームス三木さん 享年91
脚本家・演出家。
1934年旧満州生まれ。俳優座養成所を中退後、「ジェームス三木」として歌手デビュー。1967年公募シナリオがコンクールで入選、脚本家に。1969年映画『夕月』で脚本家デビューを果たす。1985年NHK連続テレビ小説「澪つくし」の脚本を担当、55.3%の最高視聴率を記録、日本文芸大賞脚本賞を1986年に受賞。1987年にはNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」も手掛け、歴代大河ドラマ最高平均視聴率を獲得しました。1989年『善人の条件』で映画監督に初挑戦し、舞台演出、小説、随筆なども手掛けられました。
2025年4月28日(9月2日発表)
露口 茂さん 享年93
俳優。
1932年東京都生まれ。1955年劇団俳優座演劇研究所付属俳優養成所に入所。1957年にTVドラマでデビュー。1959年日活映画『逃亡者』で映画デビュー。1964年の今村昌平監督の『赤い殺意』での好演で注目を集める。同年の『くノ一化粧』では主演を務めました。
1972年からは約14年間に渡り、露口さんの代表作となるTVドラマ「太陽にほえろ!」に出演されました。
東京国際映画祭では、1987年の第2回、1995年第8回、2006年第19回で今村昌平監督『赤い殺意』(64)、2006年第19回で『人間蒸発』(67)を上映しました。
2025年4月23日
大宮エリーさん 享年49
画家・作家・映画監督・脚本家・コピーライター。
1975年大阪府生まれ。2006年、ミュージックビデオとして制作した初監督作『海でのはなし。』が劇場公開されヒットを記録。その後、TVドラマ、舞台の脚本や演出でも活躍し、多くの書籍も発表されました。
2025年4月1日
ヴァル・キルマーさん 享年65
俳優。
1959年ロサンゼルス生まれ。名門ジュリアード音楽院演劇科に入学、演劇を学び、数々の舞台に出演。1984年コメディ映画『トップ・シークレット』で映画主演デビュー。1986年の『トップガン』で”アイスマン”役を演じ、注目されました。
『ウィロー』(88)『ドアーズ』(91)『トゥルー・ロマンス』(93)『バットマン フォーエヴァー』(95)『ヒート』(95)『セイント』(97)『キスキス,バンバン』(05)『デジャヴ』(06)などハリウッド映画を中心に活躍、2021年にはドキュメンタリー『ヴァル・キルマー/映画に人生を捧げた男』で自身の半生が語られました。
2022年、36年振りに”アイスマン”を演じた『トップガン マーヴェリック』が遺作となりました。
2025年3月29日
リチャード・チェンバレンさん 享年90
俳優。
1934年ビバリーヒルズ出身。1961年TVシリーズ「ドクター・キルデア」に主演、人気を博した。60年代後半からハリウッドからイギリスの演劇界に活躍の場を移しました。
『ジュリアス・シーザー』(70)『三銃士』(73)『タワーリング・インフェルノ』(74)『将軍 SHŌGUN』(80)『ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝』(85)「ツイン・ピークス」(17)など多くの作品に出演しました。
2025年3月25日
篠田正浩監督 享年94
1987年第2回TIFFで国際審査委員を務めた際、奥様の岩下志麻さんとパーティにご参加された篠田正浩監督
映画監督。
1931年岐阜県生まれ。1953年に松竹に入社。60年に『恋の片道切符』で監督デビュー。大島渚、吉田喜重の両監督らとともに「松竹ヌーベルバーグ」と呼ばれました。
1986年の作品『鑓の権三』でベルリン国際映画祭の銀熊賞 (芸術貢献賞)を受賞、1990年の『少年時代』では第14回日本アカデミー賞の作品賞と監督賞を受賞しました。
東京国際映画祭では、1985年の第1回と2003年の第16回で『瀬戸内少年野球団』(84)、1987年の第2回で『鑓の権三』(86)、1991年の第4回で『少年時代』(90)、1999年の第12回で『暗殺』(64)、2000年の第13回で『札幌オリンピック 海外版』(72)、2007年の第20回で『化石の森』(73)、を上映しました。
また、1987年の第2回TIFFのインターナショナル・コンペティション/ヤングシネマ・コンペティション1987国際審査委員を務めていただきました。
※2025年の第38回TIFFでは「追悼 篠田正浩特集」と題した上映を日本映画クラシックス部門で行い、『鑓の権三』『夜叉ヶ池』などの4Kデジタルリマスター版を上映しました。
2025年3月18日
エミリー・ドゥケンヌさん 享年43
俳優。
1981年ベルギー生まれ。デビュー作のダルデンヌ兄弟監督による『ロゼッタ』でカンヌ映画祭女優賞を受賞。『ジェヴォーダンの獣』(01)『サン・ルイ・レイの橋』(04)などに出演されました。
東京国際映画祭では、2020年第33回のワールド・フォーカスでエミリー・ドゥケンヌさんがセザール賞助演女優賞を受賞した『ラヴ・アフェアズ』(エマニュエル・ムレ監督)を上映しました。
2025年3月11日(3月17日発表)
いしだあゆみさん 享年76
(写真・左)2001年の第14回TIFF『化粧師―KEWAISHI』の舞台挨拶で(左から)いしだあゆみさん、椎名桔平さん、田中光敏監督。(写真・右)1996年の第9回TIFF特別招待作品『学校II』(左から)永瀬正敏さん、西田敏行さん、山田洋次監督、いしだあゆみさん、吉岡秀隆さん
俳優・歌手。
1948年生まれ。1964年に歌手としてデビュー。68年発売の「ブルー・ライト・ヨコハマ」が大ヒットしました。
俳優として「北の国から~」(91~)「金曜日の妻たちへ」(93~)などの大ヒットTVドラマに出演、映画では『日本沈没』(73)『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』(82)『長崎ぶらぶら節』(00)、『踊る大捜査線』シリーズの『室井慎次 敗れざる者/生き続ける者』(24)などに出演されました。
東京国際映画祭では、1985年開催の第1回で『駅・STATION』(81・降旗康男監督)を、1987年の第2回で『火宅の人』(86・深作欣二監督)を上映、1996年の第9回では『学校II』、2001年の第14回で『化粧師―KEWAISHI』をいしださんをゲストにお呼びして公開しました。
2025年2月26日発表
ジーン・ハックマンさん 享年95
俳優。
1930年カリフォルニア州生まれ。アクターズ・スタジオで演技を学び、1967年『俺たちに明日はない』の主人公の兄バック役でアカデミー助演男優賞にノミネート。『フレンチ・コネクション』(71)の刑事ポパイ役で第44回アカデミー主演男優賞を受賞、1992年にはクリント・イーストウッド監督の『許されざる者』で第65回アカデミー助演男優賞を受賞しました。
そのほか、『ポセイドン・アドベンチャー』(72)『スケアクロウ』(73)『カンバセーション…盗聴…』(74)『スーパーマン』(78)『ミシシッピー・バーニング』(88)といった多くの作品に出演しました。
東京国際映画祭では、第8回(95)で『クリムゾン・タイド』(トニー・スコット監督)を、第9回(96)で『バードケージ』(マイク・ニコルズ監督)を特別招待作品として上映しました。
2025年2月25日
ミシェル・トラクテンバーグさん 享年39
俳優。
1985年ニューヨーク生まれ。1996年、子役として『ハリエットのスパイ大作戦』で映画初主演。その後はTVシリーズ「バフィー ~恋する十字架~」「ゴシップガール」など多くの映画・TVシリーズで活躍されました。
2025年1月29日(2月13日発表)
下條アトムさん 享年78
俳優。
1946年東京都生まれ。高校卒業後、両親と同じく俳優に。NHKの連続テレビ小説でドラマデビュー。数々のドラマ・映画に出演され、洋画の吹替えやナレーションでも活躍しました。
東京国際映画祭では、2009年のご出演作品『つむじ風食堂の夜』(篠原哲雄監督)を第22回TIFF 日本映画・ある視点部門で上映しました。
2025年1月30日
マリアンヌ・フェイスフルさん 享年78
歌手・俳優。
1964年発表の「涙あふれて」などのヒット曲を持つ。1968年の映画『あの胸にもういちど』ではアラン・ドロンさんと共演。革のライダースーツを身につけた作品ビジュアルで多くの映画ファンの記憶に残りました。
2025年1月15日
デヴィッド・リンチ監督 享年78
映画監督、俳優。
『イレイザーヘッド』(76)『エレファント・マン』(80)『デューン/砂の惑星』(84)『ブルーベルベット』(86)『ワイルド・アット・ハート』(90)『ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間』(92)『ロスト・ハイウェイ』(97)『ストレイト・ストーリー』(99)『マルホランド・ドライブ』(01)『インランド・エンパイア』(06)を監督。1990年のTVシリーズ『ツイン・ピークス』を大ヒットさせ、2017年に続編も発表しました。俳優としても『ツイン・ピークス』等に出演、2022年のS・スピルバーグ監督『フェイブルマンズ』にも印象的な役柄で出演しました。アーティスト、ミュージシャンとしても活躍されました。
2025年1月15日
ヤノット・シュワルツ監督 享年87
映画監督。
『ジョーズ2』(78)『ある日どこかで』(80)『スーパーガール』(84)等を手掛ける。2000年代には『BONES -骨は語る-』、『グレイズ・アナトミー』等のTVシリーズの演出にも携わりました。
2025年1月4日
エミリオ・エチェバリアさん 享年80
©2016 TIFF
(写真)2000年第13回TIFFコンペ部門東京グランプリ、優秀監督賞受賞『アモーレス・ペロス』上映時に登壇したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督(左)とエミリオ・エチェバリアさん(右)
俳優。
1970年代に舞台で活躍、その後メキシコ映画界で活躍。『アモーレス・ペロス』(00)『天国の口、終りの楽園』(01)『007/ダイ・アナザー・デイ』(02)に出演されました。
2024年12月6日
中山美穂さん 享年54
©2016 TIFF
(写真)2016年10月28日第29回TIFF Japan Now部門「監督特集 岩井俊二」『Love Letter』上映後のトークショーに登壇された中山美穂さんと岩井俊二監督
俳優・歌手。
1970年3月1日生まれ。1985年にデビュー。
数々のテレビドラマに出演、歌手として、アイドルとして大ヒット曲も連発されました。多数の映画にも出演。『波の数だけ抱きしめて』(91)では第15回日本アカデミー賞話題賞を受賞、1997年の『東京日和』では第21回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞しました。
1995年の岩井俊二監督作『Love Letter』に主演、一人二役のヒロインを演じた中山さんは数々の俳優賞を受賞しました。作品はアジアでも人気となり、現在も世界で観られている作品です。
2024年10月17日
西田敏行さん 享年76
©1992 TIFF ©1996 TIFF ©2011 TIFF
(写真上・左)第5回(1992)TIFFオープニング作品『天国の大罪』の舞台挨拶に登壇された(左から)東山紀之さん、西田敏行さん、松方弘樹さん、吉永小百合さん。(写真上・右)第9回(1996)TIFF特別招待作品『学校II』(左から)永瀬正敏さん、西田敏行さん、山田洋次監督、いしだあゆみさん、吉岡秀隆さん
(写真下)2011年「東京国際映画祭 in 仙台」での西田敏行さんと三谷幸喜監督
俳優。
1947年福島県郡山市出身。1970年「劇団青年座」入団。数多くの映画作品、TVドラマに出演。歌手としても「もしもピアノが弾けたなら」が大ヒットしました。
『植村直己物語』『釣りバカ日誌14』では日本アカデミー賞優秀主演男優賞を、『敦煌』『学校』では日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞されました。
1992年の第5回TIFF オープニング作品『天国の大罪』、第9回(1996)TIFFでは特別招待作品『学校II』の舞台挨拶に登壇、また2011年の第24回TIFFでは、被災した仙台で実施した応援プロジェクト「東京国際映画祭 in 仙台」に参加され、上映された『ステキな金縛り』の舞台挨拶に登壇されました。
本年の第37回TIFF ウィメンズ・エンパワーメント部門特別上映作品『劇場版ドクターX』にもご出演されています。
※2024年8月20日追記
2024年8月20日
田中敦子さん 享年61
©2013 TIFF
2013年の第26回TIFF特別招待作品『BAYONETTA Bloody Fate』の舞台挨拶に登壇された田中敦子さん。一番左から(ベヨネッタコスプレの)橋本真帆さん、園崎未恵さん、田中敦子さん、木崎文智監督
声優。
『攻殻機動隊』シリーズの草薙素子役や『ジョジョの奇妙な冒険』リサリサ役など数多くのアニメーションに出演、洋画作品の吹替えでは、シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、ジュリア・ロバーツなど、こちらも数多くの作品で声の出演をされました。海外ドラマでも『コールドケース 迷宮事件簿』のキャスリン・モリス演じるリリー・ラッシュ役や『フレンズ』のリサ・クードロー演じるフィービー役の吹替えを長く担当されました。
2013年には第26回TIFFの特別招待作品『BAYONETTA Bloody Fate』の舞台挨拶に登壇されました。
2024年8月18日
アラン・ドロンさん 享年88
俳優。
ルネ・クレマン監督の『太陽がいっぱい』(60)で世界的スターに。『冒険者たち』(67)『サムライ』(67)『ボルサリーノ』(70)、三船敏郎と共演した『レッド・サン』(71)、『フリック・ストーリー』(75)『エアポート’80』(79)『ヌーヴェルヴァーグ』(90)『ハーフ・ア・チャンス』(98)など数多くの作品に出演されました。日本ではCMに起用されるなど大人気となりました。
2024年8月14日
ジーナ・ローランズさん 享年94
俳優。
ジョン・カサヴェテス監督の『こわれゆく女』『グロリア』『オープニング・ナイト』に出演。『こわれゆく女』『グロリア』ではアカデミー主演女優賞にノミネートされました。息子であるニック・カサヴェテスが監督を務めた2004年の『きみに読む物語』に出演されました。
2024年8月11日
矢野和之さん
山形国際ドキュメンタリー映画祭初代東京事務局長/シネマトリックス代表。
1989年の山形国際ドキュメンタリー映画祭の立ち上げより映画祭の基盤作りにもご尽力されました。映画配給会社シネマトリックスの代表でもある矢野さんには、1998年の第11回TIFFのアジア映画賞の審査委員を務めていただきました。
2024年7月13日
シャナン・ドハーティさん 享年53
俳優。
日本でも人気を博したTVドラマ「ビバリーヒルズ高校白書」で主演の一人を演じました。「チャームド ~魔女3姉妹」や映画にも出演されていました。
2024年7月12日
小原乃梨子さん 享年88
声優。
アニメ「ドラえもん」の野比のび太、「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」のドロンジョ、「未来少年コナン」のコナンなどを担当、吹き替えでもブリジット・バルドーやカトリーヌ・ドヌーヴを担当されていました。
2024年7月10日
中村靖日さん 享年51
©2009 TIFF
2008年の第21回TIFF特別招待作品『旭山動物園物語-ペンギンが空をとぶ-』の舞台挨拶で登壇された中村靖日さん。一番左から監督のマキノ雅彦さん、旭山動物園小菅正夫園長、中村靖日さん、前田 愛さん、萬田久子さん、堀内敬子さん
俳優。
大阪府生まれ。2005年の『運命じゃない人』で主演、注目を浴びる。『旭山動物園物語-ペンギンが空をとぶ-』(08)『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』(11)『日本のいちばん長い日』(15)『引っ越し大名!』(19)など数多くの映画、TVドラマ、CMに出演されました。2008年第21回TIFFでは特別招待作品『旭山動物園物語-ペンギンが空をとぶ-』の舞台挨拶で登壇されました。
2024年7月5日
ジョン・ランドーさん 享年63
©2009 TIFF
2009年のグリーンカーペットイベントに登壇したジョン・ランドーさん(一番左)。一番右からサム・ワーシントンさん、ゾーイ・サルダナさん、シガーニー・ウィーバーさんと一緒に
プロデューサー。
1960年米ニューヨーク生まれ。『ミクロキッズ』(89)などを共同製作の後、90年代に20世紀フォックスの副社長に就任。5年半で『ダイ・ハード2』(90)や『スピード』(94)などを世に送り出しました。1997年には、第10回TIFFのオープニング作品で、アカデミー賞11部門に輝く『タイタニック』を、2009年には、第22回TIFFで「スペシャル・プレゼンテーション」上映を行い、その後全世界での興行収入が1位となった『アバター』の製作を手掛けました。2009年第22回TIFFでは来日し、六本木会場でのグリーンカーペットにも登壇されました。
2024年6月20日
ドナルド・サザーランドさん 享年88
俳優。
『特攻大作戦』(67)『M★A★S★H マッシュ』(70)『赤い影』(73)『SF/ボディ・スナッチャー』(78)『普通の人々』(80)『針の眼』(81)『ロックアップ』(89)『JFK』(91)『スペース カウボーイ』(00)『ハンガー・ゲーム』(12)『ムーンフォール』(22)など数多くの作品で様々な役柄を演じられました。息子はキーファー・サザーランドさん。
東京国際映画祭では、ドナルド・サザーランドさんがご出演の下記2作品等を上映しておりました。
第3回(1989)のインターナショナル・コンペティションにて『白く渇いた季節』(ユーザン・パルシー監督)
第6回(1993)のインターナショナル・コンペティションにて『グローリーデイズ/夢見る頃はいつも』(TIFF上映タイトル『ヤンガー・アンド・ヤンガー』)(パーシー・アドロン監督)
2024年6月18日
アヌーク・エーメさん 享年92
俳優。
1932年仏パリ生まれ。『火の接吻』(49)『モンパルナスの灯』(58)、フェデリコ・フェリーニ監督の『甘い生活』(59)『8 1/2』(63)などに出演。1966年のクロード・ルルーシュ監督『男と女』でヒロインを演じ、アカデミー賞主演女優賞にノミネート。1986年に第2作『男と女 II』、2019年には第3作『男と女 人生最良の日々』が制作され、2019年の第3作がアヌーク・エーメさんの遺作になりました。
2024年6月9日
久我美子さん 享年93
俳優。
1946年第一期東宝ニューフェイスに合格し、1947年の映画『四つの恋の物語』(第一話「初恋」)でデビュー。1989年には、(84年に亡くなった)夫の平田昭彦さんの遺志を継ぎ女性官房長官役で『ゴジラvsビオランテ』に出演されました。
東京国際映画祭では、久我美子さんがご出演の下記3作品等を上映しておりました。
第7回(1994)のNIPPON CINEMA WEEKにて『新・平家物語』(溝口健二監督)
第12回(1999)のニッポン・シネマ・マスターズにて『青春残酷物語』(大島渚監督)
第16回(2003)のニッポン・シネマ・クラシックにて『恋文』(田中絹代監督)
2024年5月16日
中尾 彬さん 享年81
©2002 TIFF ©2003 TIFF
2002年、2003年、2年連続『ゴジラ』でTIFFに参加した際の中尾 彬さん
俳優。
1942年千葉県木更津市生まれ。
日活第5期ニューフェイスに1962年に合格。
『月曜日のユカ』(64)、『本陣殺人事件』(75)、『伊賀忍法帖』(82)、『ミンボーの女』(91)、『アウトレイジ ビヨンド』(12)、『翔んで埼玉』(18)などに出演。
数多くのTVドラマ、バラエティ番組でも活躍されました。
1993年の『ゴジラVSメカゴジラ』から『ゴジラ』シリーズ6作品に出演。2002年の第15回TIFFの特別招待作品『ゴジラ×メカゴジラ』、2003年の第16回TIFFの特別招待作品『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の2作品で舞台挨拶に登壇されました。
2024年5月9日
ロジャー・コーマンさん 享年98
©2012 TIFF
第25回(2012)TIFF 特別オールナイト「コーマン魂」に登壇したロジャー・コーマンさん
映画プロデューサー、監督。
1926年デトロイト生まれ。数々の低予算映画を手掛け「B級映画の帝王」と呼ばれる。
1994年開催第7回TIFFにて、ヤングシネマ・コンペティション部門審査委員長を、2012年に開催された第25回TIFFでは、コンペティション部門審査委員長を務めていただきました。
2012年には、偉大なる功績を振り返る特別オールナイト「コーマン魂」を実施、監督作の『レッド・バロン』等が上映され、コンペティションの審査を終えたロジャー・コーマンさんも登壇しました。
2012年のロジャー・コーマンさん関連ニュース:
→2012/10/20 オープニングイベント・グリーンカーペット フォトレポート
→2012/10/23 コンペティション国際審査委員 公式記者会見レポート
→2012/10/28 特別オールナイト「コーマン魂」レポート
→2012/11/1 公式インタビュー
2024年4月30日
ポール・オースターさん 享年77
©1993 TIFF
第6回(1993)TIFF ヤングシネマ部門審査委員。左から、作家のポール・オースターさん、審査委員長ヴィム・ヴェンダース監督、プロデューサーのクローディー・オサールさん、俳優のレスリー・チャンさん
作家。
1985年から86年に「ニューヨーク三部作」と呼ばれる作品を発表。
1993年に開催された第6回TIFFでは、ヤングシネマ部門審査委員を務めていただきました。(審査委員長をヴィム・ヴェンダース監督、ほか3名の審査委員をプロデューサーのクローディー・オサールさん、鈴木清順監督、俳優のレスリー・チャンさんが務めました。)
1995年には、「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」を原作にした映画『スモーク』が製作され、ポール・オースターさんは脚本も担当されました。姉妹編となる『ブルー・イン・ザ・フェイス』では、ウェイン・ワンと共に監督も務めています。
2024年4月25日
ローラン・カンテ監督 享年63
映画監督。
2008年の映画『パリ20区、僕たちのクラス』で第61回カンヌ映画祭パルムドールを受賞。
2024年3月28日
ルイス・ゴセット・Jrさん 享年87
俳優。
1982年の映画『愛と青春の旅だち』でアカデミー賞助演男優賞を受賞。
2024年3月14日
寺田 農さん 享年81
©2001 TIFF
2001年9月9日に急逝した相米慎二監督追悼上映『魚影の群れ』に登壇した、(左から)映画記者の前村和夫さん、監督の榎戸耕史さん、照明監督の熊谷秀夫さん、寺田 農さん、撮影監督の篠田 昇さん、撮影監督の長沼六男さん
俳優。1942年11月7日生まれ。
数々の映画、TVドラマで活躍。
第14回(2001年)TIFFでは、特別上映された『魚影の群れ』(相米慎二監督)で登壇されました。
2024年2月16日
叶井俊太郎さん 享年56
映画プロデューサー、映画宣伝プロデューサー。
アルバトロス株式会社で『アメリ』を買い付け・宣伝を行い、興行収入16億円の大ヒット。
ファントム・フィルム、トルネード・フィルムを設立、『恐解釈 桃太郎』等の映画作品をプロデュース。
2024年1月20日
ノーマン・ジュイソン監督 享年97
©2001 TIFF
第14回(2001)TIFFにて、コンペティション国際審査委員長を務めたノーマン・ジュイソン監督(中央)とコンペティション審査委員のカトリーヌ・デュサールさん (プロデューサー・左から2番目)、ジョイ・ウォンさん(女優・右から2番目)、ダニエル・シュミット監督(右)、浜野保樹さん (映像研究者・左)
映画監督。カナダ・トロント生まれ。1967年制作の映画『夜の大捜査線』でアカデミー賞作品賞を受賞。そのほか、『屋根の上のバイオリン弾き』『月の輝く夜に』など数多くの作品を監督しました。
第14回(2001)TIFFにて、コンペティション国際審査委員長を務めていただきました。
2024年1月4日
デヴィッド・ソウルさん 享年80
俳優。
テレビドラマシリーズ「刑事スタスキー&ハッチ」のハッチ役で有名。
2024年1月2日
ミルクマン斉藤さん 享年60
©2003 TIFF
第16回(2003)TIFF授賞式でのミルクマン斉藤さん(中央)
映画評論家。1963年京都出身。
第16回(2003)TIFFにて、アジアの風部門の審査委員を務めていただきました。
※2026年2月25日追記
映画人としてご活躍された皆様を悼みます。
謹んで哀悼の意を表しますとともに、心からお悔やみを申し上げます。
東京国際映画祭
2026年2月25日
ロバート・キャラダインさん 享年71
俳優。
1954年ハリウッド生まれ。父のジョン、兄のクリストファーとキース、デビッドも俳優。1971年の映画『11人のカウボーイ』で俳優デビュー。カルト的な人気を得る『ナーズの復讐』(84)と続いて製作されたシリーズ(全4作)で主人公を演じ、TVドラマ『リジー&Lizzie』では主人公の父親を演じていました。
2026年2月19日
エリック・デインさん 享年53
俳優。
1972年サンフランシスコ生まれ。TVシリーズ「チャームド~魔女3姉妹~」「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」に出演しブレイク。2014年からの「ザ・ラストシップ」では主人公を演じました。映画では『バッドボーイズ RIDE OR DIE』(24)などに出演されていました。
2026年2月16日
フレデリック・ワイズマン監督 享年96
2011年の第24回TIFF WORLD CINEMA上映『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』のQ&Aに登壇したフレデリック・ワイズマン監督
映画監督。
1930年ボストン出身。イェール大学のロースクールを卒業後、弁護士として働きながら教鞭をとり、1963年、アメリカの犯罪映画『クール・ワールド』のプロデュースをして映画界へ。1967年、ドキュメンタリー映画『チチカット・フォーリーズ』で監督デビュー。その後、約60年に渡り作品を撮り続けました。ドキュメンタリー映画の巨匠と呼ばれるようになり、2014年には、ヴェネツィア国際映画祭で生涯功労賞を、2016年のアカデミー賞では名誉賞を受賞されました。また、2024年の映画『さよならはスローボールで』では、ラジオアナウンサー役で声の出演をされました。
東京国際映画祭では、2011年の第24回のWORLD CINEMA部門で『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』を、その後全国で巡回開催された「フレデリック・ワイズマン レトロスペクティヴ フレデリック・ワイズマンのすべて」のオープニング作品として上映、Q&Aにもご登壇していただきました。
2015年の第28回では『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』、2023年の第36回では、遺作となった『至福のレストラン/三つ星トロワグロ』を上映しました。
2026年2月15日
ロバート・デュヴァルさん 享年95
俳優。
1931年カリフォルニア州出身。ニューヨークの演劇学校で、ダスティン・ホフマン、ジーン・ハックマンらと共に演技を学び、『アラバマ物語』(62)でデビュー。『M★A★S★H マッシュ』(70)『THX-1138』(71)に出演後、1972年『ゴッドファーザー』、74年の『PART II』でトム・ヘイゲン役を演じ、『PART II』ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。その後も『地獄の黙示録』(79)『カラーズ/天使の消えた街』(88)『デイズ・オブ・サンダー』(90)『ディープ・インパクト』(98)『アウトロー』(12)『ジャッジ 裁かれる判事』(14)といった話題作・超大作に数多く出演されました。
東京国際映画祭では、ロバート・デュヴァルさん出演の『ハート・オブ・ダークネス』(91)を第4回で、『シックス・デイ』(00)を第13回で、『地獄の黙示録・特別完全版』(01)を第14回で、『ジョンQ 最後の決断』(02)を第15回で上映しました。
2026年2月11日
ジェームズ・ヴァン・ダー・ビークさん 享年48
俳優。
1977年コネチカット州生まれ。1998年にスタートしたTVドラマ『ドーソンズ・クリーク』の主人公に抜擢されスターに。『バーシティ・ブルース』(99)『テキサス・レンジャーズ』(01)『ルールズ・オブ・アトラクション』(02)などの映画作品でも知られ、『天空の城ラピュタ』の英語版では”パズー”の吹替えを担当しました。
2026年1月31日
長谷川和彦監督 享年80
第35回(2022)TIFF 日本映画クラシックス部門『DOOR』上映時のトークショーに高橋伴明監督、主演の高橋惠子さんと登壇した際の長谷川和彦監督
映画監督。
1946年、広島県出身。藤田敏八監督『八月の濡れた砂』(71)やロマンポルノ作品の助監督時代に『青春の蹉跌』(74)『宵待草』(74)、TVドラマ「悪魔のようなあいつ」(75)の脚本が注目を浴び、1976年『青春の殺人者』で監督デビュー。作品はキネマ旬報のベスト・ワンに選ばれる等、高い評価を受け数々の映画賞を受賞。1979年、後に映画誌等で[歴代日本映画ベストテン][20世紀を代表する日本映画]に選出されることになる『太陽を盗んだ男』を監督しました。
1982年には、長谷川監督を含む当時の若手監督9人による映画制作会社「ディレクターズ・カンパニー」を設立。第1回東京国際映画祭・ヤングシネマ(インターナショナル)・コンペティション部門で大賞を受賞した『台風クラブ』(85・相米慎二監督)、『逆噴射家族』(84・石井聰亙(現・岳龍)監督)、『永遠の1/2』(87・根岸吉太郎監督)といった作品を発表しました。
東京国際映画祭では、2022年の第35回に国立映画アーカイブとの共催で、「長谷川和彦とディレクターズ・カンパニー」と題した特集上映を行い、9作品を上映、日本映画クラシックス部門でもディレクターズ・カンパニー作品4本を上映しました。
・関連ニュース/動画
→ 長谷川和彦監督が『DOOR』の監督・高橋伴明さん、主演の高橋惠子さんと登壇した動画レポート
→ 高橋伴明監督『DOOR』34年ぶり復活に感慨「2回目の誕生日」、長谷川和彦監督からはまさかのクレーム!?
→ 黒沢清監督、長谷川和彦監督作『太陽を盗んだ男』撮影中に逮捕されていた ディレクターズ・カンパニー製作『地獄の警備員』上映で明かす
2026年1月30日
キャサリン・オハラさん 享年71
俳優・脚本家・コメディアン。
コメディ集団「セカンド・シティ・シアター」でそのキャリアをスタート。映画『ビートルジュース』(88)や『ホーム・アローン』(90)等数々の作品に出演。2015年に開始したTVドラマ「シッツ・クリーク」では、エミー賞主演女優賞等を受賞されました。
近年もTVシリーズ「ザ・スタジオ」(25)、『ビートルジュース ビートルジュース』(24)に出演されていました。
2026年1月21日
東陽一監督 享年91
写真・左:第23回(2010)TIFF 日本映画・ある視点『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』のQ&A、右:第29回(2016)TIFF Japan Now『だれかの木琴』のQ&Aにご登壇時の東陽一監督
映画監督。
1934年、和歌山県出身。1969年のドキュメンタリー『沖縄列島』に続いて、『やさしいにっぽん人』(71)で劇場映画デビュー。1978年に日本アート・シアター・ギルド(ATG)の代表的作品となる『サード』を監督、芸術選奨文部大臣新人賞、報知映画賞作品賞、キネマ旬報監督賞などの賞を受賞しました。1996年の監督作『絵の中のぼくの村』で第46回ベルリン国際映画祭の銀熊賞を受賞。2003年の『わたしのグランパ』では第27回モントリオール世界映画祭の最優秀アジア映画賞などを受賞されました。2020年には東陽一監督の生い立ちから作品解説を含めたドキュメンタリー『現在地はいづくなりや 映画監督東陽一』(監督:小玉憲一)が制作されました。
東京国際映画祭では、1992年の第5回NIPPON CINEMA NOW部門で『橋のない川』、2010年の第23回の日本映画・ある視点部門で『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』、2016年の第29回のJapan Now部門で『だれかの木琴』を上映しました。
2026年1月6日
タル・ベーラ監督 享年70
写真・左:第8回(1995)TIFFでのタル・ベーラ監督
映画監督、脚本家、プロデューサー。
1955年、ハンガリー生まれ。デビュー作『ファミリー・ネスト』(77)はハンガリー批評家賞新人監督賞、マンハイム国際映画祭でグランプリ受賞。1994年発表の『サタンタンゴ』はベルリン映画祭フォーラム部門カリガリ賞を受賞。その後の主な作品に『ヴェルクマイスター・ハーモニー』(00)、ジョルジュ・シムノン原作『倫敦から来た男』(07)など。2011年発表の引退宣言作『ニーチェの馬』はベルリン映画祭銀熊賞と国際批評家連盟賞を受賞。1990年以降、ベルリン・フィルム・アカデミーの客員教授を務め、2012年にサラエボに映画学校film.factoryを創設。2016年の閉鎖後も世界各地でワークショップやマスタークラスを行い、後進の育成に取り組まれました。2023年、ヨーロッパ・フィルム・アカデミー名誉賞を授与されました。
東京国際映画祭では、1995年の第8回で、7時間半の『サタンタンゴ』を特別上映。2024年の第37回TIFFにて、“特別功労賞”を授与、また、タル・ベーラ監督が福島で実施した映画制作ワークショップを記録した映像作品『FUKUSHIMA with BÉLA TARR』(監督:小田香)を上映しました。
・関連ニュース/動画
→タル・ベーラ氏に特別功労賞の授与決定!(2024/10/21)
→【動画】タル・ベーラ×山田洋次特別鼎談 ~タル・ベーラ監督TIFF特別功労賞受賞記念~(2024/11/1)
→【動画】巨匠タル・ベーラとみる福島浜通り~ ワークショップ制作映画上映(2024/10/31)
2026年1月5日
アン・ソンギさん 享年74
写真左・第5回(1992)TIFFインターナショナル・コンペティション部門・東京グランプリ受賞『ホワイト・バッジ』のチョン・ジヨン監督(右)とアン・ソンギさん(左)。写真右・第8回(1995)TIFFインターナショナル・コンペティション出品『永遠なる帝国』のチームと。左からパク・チョンウォン監督、キム・ヘスさん、チョ・ジヒョンさん、アン・ソンギさん)
俳優。
1952年生まれ。1957年、キム・ギヨン監督『黄昏列車』で子役として出演、俳優デビュー、2020年代の初めまで出演した作品の本数は約140本を数え、韓国の国民的俳優と呼ばれました。1996年には小栗康平監督の『眠る男』に主演しました。
東京国際映画祭には、第5回(1992)TIFFインターナショナル・コンペティション部門の東京グランプリ受賞作品『ホワイト・バッジ』で、第8回(1995)TIFFインターナショナル・コンペティション出品『永遠なる帝国』で、第11回(1998)TIFFコンペティション部門の東京ゴールド賞受賞作品『スプリング・イン・ホームタウン』(TIFF上映タイトル『故郷の春(仮題)』)で、主演俳優として参加、登壇されました。
その他、アン・ソンギさんが出演された作品では、1994年の第7回TIFFアジア秀作映画週間で『トゥー・コップス』、2011年の第24回TIFFでは特別招待作品として『第7鉱区』を上映しました。
2025年12月14日
ロブ・ライナー監督 享年78
映画監督・俳優・脚本家・映画プロデューサー。
1947年ニューヨーク生まれ。母は女優のエステル・ライナー、父はコメディアン・俳優・監督のカール・ライナー。1984年モキュメンタリー作品『スパイナル・タップ』で監督デビュー。『スタンド・バイ・ミー 』(86)『プリンセス・ブライド・ストーリー』(87)『恋人たちの予感』(89)『ア・フュー・グッドメン』(92)といった傑作・名作を立て続けに発表しました。2025年、デビュー作の続編となる”Spinal Tap II: The End Continues”が公開されました。
2025年12月8日
原田眞人監督 享年76
第6回(1993)TIFFコンペティション出品の『ペインテッド・デザート』の会見時(写真左上、左から原田眞人監督、ノブ・マッカーシーさん(俳優)、木村一八さん(俳優))、第28回(2015)TIFF Japan Now監督特集「原田眞人の世界」でご登壇(写真右・レッドカーペットで役所広司さん(俳優)と。写真左・中・『クライマーズ・ハイ』で堤真一さん(俳優)と。写真左・下・『わが母の記』で樹木希林さん(俳優)と。)
映画評論家、映画監督、脚本家。
1949年静岡生まれ。1970年代に映画評論家として活躍。『さらば映画の友よ インディアンサマー』で1979年に映画デビュー。『ガンヘッド』(1989)『バウンス ko GALS』(1997)『金融腐蝕列島〔呪縛〕』(1999)『突入せよ! あさま山荘事件』(2002)『関ヶ原』(2017)『燃えよ剣』(2021)『ヘルドッグス』(2022)等を監督。2003年には『ラスト サムライ』に俳優として出演されました。
東京国際映画祭には、1993年の第6回のコンペティションに、オリジナルビデオシリーズとして制作された「タフ」の劇場版『ペインテッド・デザート』を出品、第28回(2015)TIFFのJapan Now部門で監督特集「原田眞人の世界」が組まれ、『KAMIKAZE TAXI<インターナショナル・バージョン>』(1995)『クライマーズ・ハイ』(2008)『わが母の記』(2012)『駆込み女と駆出し男』(2015)『日本のいちばん長い日』(2015)の5作品が上映されました。
2025年12月5日
ケイリー=ヒロユキ・タガワさん 享年75
第15回(2002)TIFFのニッポン・シネマ・フォーラム(NCF)の「NCF 小松沢陽一のトークショー『映画への情熱!世界への挑戦!』」で熱いトークを披露したケイリー=ヒロユキ・タガワさん
俳優。
1950年9月7日東京生まれ。5歳でアメリカに移住。
1980年代に端役で映画への出演を始め、アクション映画の悪役等で異彩を放つ。『ラスト・エンペラー』(1987)『アメリカン・ミー』(1992・第5回TIFFインターナショナル・コンペティション部門出品)『ヒマラヤ杉に降る雪』(1999)『パール・ハーバー』『PLANET OF THE APES/猿の惑星』(2001)『SAYURI』(2005)等のハリウッド大作やTVシリーズにも数多く出演。
第15回(2002)TIFFのニッポン・シネマ・フォーラム(NFC)のトークゲストとして登壇、俳優となった経緯等を熱く語りました。
2025年11月29日
トム・ストッパードさん 享年88
劇作家、映画脚本家。
1937年旧チェコスロバキア生まれ。ナチスの迫害を逃れ出国、戦後は英国に移住し、ジャーナリストとして働きながら、戯曲を完成させる。『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』(67)『リアル・シング』(82)、上演時間が約9時間の『コースト・オブ・ユートピア』(02)の戯曲が代表作。映画脚本も執筆しており、『未来世紀ブラジル』(85)『太陽の帝国』(87)『アンナ・カレーニナ』(12)などを担当。1998年の『恋におちたシェイクスピア』ではアカデミー賞脚本賞を受賞しました。1990年には戯曲の代表作である『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』を自身の脚本・監督で映画化しました。
2025年11月23日
ウド・キアーさん 享年81
俳優。
1944年ドイツ生まれ。18歳の時にイギリスに移住し、俳優となり、アンディ・ウォーホルが企画・製作した『悪魔のはらわた』(73)『処女の生血』(74)での怪演が注目を浴びる。『サスペリア』(77)『マイ・プライベート・アイダホ』(91)『奇跡の海』(96)『ブレイド』(98)『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(00)『グラインドハウス』の『ナチ親衛隊の狼女』(07)『アイアン・スカイ』(12)『バクラウ 地図から消された村』(19)などに出演。日本でも歯ブラシのCMに出演するなど一部で多大な人気を博しました。
東京国際映画祭では、1996年第9回で『ベルリンのリュミエール』を、1997年第10回で『キングダムII(第3章・第4章)』を上映しています。
2025年11月12日
菅原浩志監督 享年70
TIFFに登壇した菅原浩志監督(写真左上・右)第16回(2003)TIFF『ほたるの星』、(写真左下・後列左)第19回(2006)TIFF 『早咲きの花』、(写真右)第30回(2017)TIFF『写真甲子園 0.5秒の夏』
写真詳細:写真左上・小澤征悦さん(左・俳優)、菅谷梨沙子さん(中央・俳優)と。写真左下・後列・徳山秀典さん(中央・俳優)、吉村龍太さん(右・音楽)、前列・(左から)笠奈月さん(俳優)、小柳友貴美さん(俳優)、加藤未央さん(俳優)、宗田理さん(原作)
映画監督・脚本家・プロデューサー。
1955年北海道生まれ。米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で映画製作・演出を学ぶ。
1988年『ぼくらの七日間戦争』で監督デビュー(菅原比呂志名義)。
監督作『ほたるの星』が2003年の第16回TIFFのコンペティション部門に選出、2006年には『早咲きの花』が第19回TIFFの日本映画・ある視点部門に選出されました。2017年の第30回TIFFでは、『写真甲子園 0.5秒の夏』が特別招待作品としてワールド・プレミア上映され、10/25に開催されたオープニング・レッドカーペットにも登壇されました。
2025年11月8日
仲代達矢さん 享年92
(写真上・左)第1回(1985)TIFFオープニング作品『乱』の舞台挨拶に登壇された仲代達矢さん、(写真上・中)第28回(2015)TIFF 『乱 [4Kデジタル復元版]』のトークショーに登壇された仲代さん、(写真上・右)第32回(2019)TIFF特別上映『帰郷』上映時にTIFFより特別功労賞を授与された仲代さん
(写真中)2015年『乱 [4Kデジタル復元版]』のトークショーでの仲代達矢さん、原田美枝子さん、ワダ・エミさん、野上照代さん、ヴィットリオ・ダッレ・オーレさん
(写真下)2019年『帰郷』上映時に登壇した田中美里さん、北村一輝さん、仲代達矢さん、常盤貴子さん
俳優。
1932年東京出身。1952年「俳優座養成所」に入所。数多くの映画作品、TVドラマに出演。
黒澤明監督の『用心棒』『椿三十郎』では敵役を演じ、『乱』『影武者』『天国と地獄』といった作品に出演、国際的にも評価されました。
成瀬巳喜男監督、岡本喜八監督、市川崑監督、五社英雄監督といった日本を代表する監督の作品にも出演、テレビではNHKの大河ドラマで主演、舞台ではシェイクスピア作品などを自ら主演で上演しました。妻の宮崎恭子さんと創設した「無名塾」では役所広司さん、益岡徹さんら後進の育成にも努められていました。
東京国際映画祭では、1985年の第1回TIFFのオープニング作品『乱』でゲスト登壇し、黒澤明監督からの手紙を代読、2015年の第28回TIFFで『乱 [4Kデジタル復元版]』上映の際にも登壇されました。2019年の第32回TIFFから特別功労賞を贈られました。
2025年11月3日
ダイアン・ラッドさん 享年89
俳優。
1935年ミシシッピ州生まれ。娘のローラ・ダーンさんも俳優。『アリスの恋』(74)『ワイルド・アット・ハート』(90)『ランブリング・ローズ』(91)でアカデミー賞助演女優賞にノミネート。『ワイルド・アット・ハート』『ランブリング・ローズ』では娘のローラさんと共演されました。
東京国際映画祭では、2006年第19回の特別招待作品として『世界最速のインディアン』(05)を上映しました。
2025年10月31日
チェッキー・カリョさん 享年72
俳優。
1953年イスタンブール生まれ。舞台俳優として数々の古典劇などに出演後、1983年の映画『愛しきは、女 ラ・バランス』で映画デビュー。1990年の『ニキータ』で主人公を殺し屋として訓練する教育係役を好演。その後はフランス映画だけでなく、ハリウッドにも進出。アクション映画での悪役やドラマでの主要人物役で印象的な演技を披露しました。
東京国際映画祭では、チェッキー・カリョさんが出演した『1492・コロンブス』を1992年第5回のクロージング作品として上映しています。
2025年10月25日
ビョルン・アンドレセンさん 享年70
俳優・歌手。
1955年ストックホルム生まれ。1971年、ルキノ・ヴィスコンティ監督の『ベニスに死す』に主人公を虜にする少年役に抜擢され、一躍有名になるが、その後は沈黙。2019年世界的に話題となったアリ・アスター監督のホラー映画『ミッドサマー』に老人役で出演、久々に注目されました。2021年には彼の半生を描いたドキュメンタリー『世界で一番美しい少年』が公開されました。
2025年10月23日
ジューン・ロックハートさん 享年100
俳優。
1925年ニューヨーク生まれ。父のジーン、母のキャスリーンは共に俳優。映画・TVドラマで活躍。1950~60年代のTVドラマ「名犬ラッシー」60年代の「宇宙家族ロビンソン」に出演、日本でも人気を博しました。
2025年10月15日
池広一夫監督 享年95
映画監督。
1929年東京府(東京都)生まれ。1950年に大映京都撮影所に入社。溝口健二監督や市川崑、森一生監督らに師事し、1960年『薔薇大名』で監督デビュー。70年代からTVシリーズも手掛け、1990年からスタートした刑事ドラマ「終着駅」シリーズを”ライフワーク”と語り、2022年の最終38作目まで監督を務めました。
東京国際映画祭では、1985年第1回にて『化粧』(84)を上映しました。
2025年10月11日
ダイアン・キートンさん 享年79
俳優・映画監督・映画プロデューサー・脚本家。
1946年ロサンゼルス生まれ。ニューヨークで演技を学び、1968年ブロードウェイのミュージカル『ヘアー』でデビュー。翌年上演されたウディ・アレンの『Play It Again, Sam』(映画化タイトル『ボギー!俺も男だ』)の舞台に出演、トニー賞にノミネートされました。1970年には『ふたりの誓い』で映画デビュー、この演技を観たフランシス・フォード・コッポラが『ゴッドファーザー』(72)の”ケイ・アダムス”役に抜擢、2作目・3作目にも出演しました。1972年に映画化された『ボギー!俺も男だ』に出演、以来ウディ・アレン作品の常連となり、1977年には『アニー・ホール』でアカデミー主演女優賞を受賞しました。その後も『赤ちゃんはトップレディがお好き』(87)『花嫁のパパ』(91)『恋愛適齢期』(03)『50年後のサマーキャンプ』(24)といった多くの作品に出演されました。
東京国際映画祭では、2017年第30回のオールナイト企画ミッドナイト・フィルム・フェス!の1本で『アニー・ホール』(77)を上映しました。
2025年9月23日
クラウディア・カルディナーレさん 享年87
俳優。
1938年チュニジア生まれ。1957年、美人コンテストでの優勝をきっかけに映画界入り。ルキノ・ヴィスコンティ監督の『若者のすべて』(60)『山猫』(63)、フェデリコ・フェリーニ監督の『8 1/2』(63)など、100本以上の映画・TV作品に出演されました。
東京国際映画祭では、1997年第10回、2024年第37回で『8 1/2』、2024年第37回で『エンリコ四世』(84)を上映しました。
2025年9月16日
ロバート・レッドフォードさん 享年89
俳優・映画監督・映画プロデューサー。
1936年サンタモニカ生まれ。野球の特待生としてコロラド大学に進むも中退。ユタ州に移住し、アメリカ演劇アカデミーで舞台美術を学び、俳優に転向、1959年に舞台デビュー。下積みを経て、1969年、ポール・ニューマンと共演した『明日に向って撃て!』で”サンダンス・キッド”を演じスターとなる。P・ニューマンと再び共演の『スティング』(73)、ダスティン・ホフマン共演の『大統領の陰謀』(76)などに出演。1980年に監督業にも進出した『普通の人々』でアカデミー賞監督賞を受賞(作品賞、助演男優賞、脚色賞も獲得)。その後もハリウッド超大作など数多くの作品に出演、監督としてもプロデューサーとしても数多くの作品を制作しました。
1981年にはユタ州でインディペンデント映画の作り手を育成する「サンダンス・インスティテュート」を創設、併せて「サンダンス映画祭」を主催し、多くの新しい才能を送り出しました。
2002年には映画界への長年の貢献を評価されアカデミー名誉賞を受賞しました。
東京国際映画祭では、1997年第10回で、コメンテーターの一人として出演したドキュメンタリー作品『ワイルド・ビル ―ウィリアム・ウェルマンの生涯―』(96)、2014年第27回の特別招待作品で監督して参加したオムニバスドキュメント『もしも建物が話せたら』(14)を上映しました。
2025年9月2日(9月9日発表)
吉行和子さん 享年90
俳優・エッセイスト・俳人。
1935年東京都生まれ。1954年劇団民藝の水品演劇研究所に入所。俳優候補として採用後、頭角を現し、1955年『由起子』で映画デビュー。劇団民藝の舞台「アンネの日記」で主演デビューを果たし、映画『にあんちゃん』(59)などで毎日映画コンクール女優助演賞を受賞。大島渚監督がカンヌ映画祭で監督賞を受賞した1978年の『愛の亡霊』、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』(08)といった作品でも印象的な役を演じました。「3年B組金八先生」「ふぞろいの林檎たち」などの大ヒットTVドラマにも数多く出演されました。
吉行さんの出演作品について、東京国際映画祭では、2006年第19回の「今村昌平追悼特集」で『にあんちゃん』(59)、2015年第28回のJapan Nowで『家族はつらいよ』(16)、2017年第30回のJapan Nowで『家族はつらいよ2』(17)を、2021年第34回のアジアの未来で奥田裕介監督『誰かの花』(21)を上映しました。
2025年8月17日
テレンス・スタンプさん 享年87
俳優。
1938年ロンドン生まれ。1962年映画デビュー作『奴隷戦艦』でゴールデングローブ賞を獲得、アカデミー賞助演男優賞にもノミネートされるなど華々しいスタートを飾りました。1965年『コレクター』でカンヌ映画祭の男優賞を受賞、演技派、個性派俳優として世界的な評価を獲得しました。フェデリコ・フェリーニ監督やピエル・パオロ・パゾリーニ監督の作品に出演、『スーパーマン』(78)での”ゾッド将軍”役や『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(99)といった超大作にも出演しました。高い評価を得た『プリシラ』(94)のドラァグクイーン”バーナデット”役を再び演じた”Priscilla Queen Of The Desert 2″が遺作としてクレジットされています。
2025年7月22日
上條恒彦さん 享年85
歌手・俳優。
1940年長野県生まれ。1960年代から歌手として活躍、70年代から俳優としてもTVドラマに出演。「3年B組金八先生」やNHKの大河ドラマ、映画では『獄門島』(77)『テラ戦士ΨBOY』(85)『千利休 本覺坊遺文』(89)『悼む人』(15)などの話題作に出演、声優としても『もののけ姫』(97)『千と千尋の神隠し』(21)といったアニメ作品や、『アニー』(82)『リトル・マーメイド』(91)などで吹替え出演をされていました。
2025年7月17日
遠野なぎこさん 享年45
俳優。
1979年生まれ。6歳から子役として活躍、1999年NHKの連続テレビ小説「すずらん」でヒロインを演じ、2001年、映画『日本の黒い夏 – 冤罪』で日本映画批評家協会新人賞を受賞されました。その後も数多くのTVドラマ、映画にご出演されました。
2025年7月14日
アレクサンドル・ミッタ監督 享年92
俳優。
1933年モスクワ生まれ。1961年に映画監督としてデビュー。1974年、栗原小巻さんの主演で、冷戦の最中に撮影された『モスクワわが愛』を吉田憲二監督と共同で監督。1990年にも栗原小巻さんを主演に、日本とソ連の合作『未来への伝言』を監督しました。
2025年7月9日
和泉雅子さん 享年77
俳優・歌手・冒険家。
1947年東京都生まれ。子役として活躍、1961年に日活に入社、以降青春映画に多数出演、吉永小百合さんと松原智恵子さんとともに「日活三人娘」と呼ばれ、絶大な人気を博しました。1963年の映画『非行少女』に主演、エランドール新人賞、モスクワ映画祭金賞を受賞しました。70年代後半からTVに活躍の場を移し、多くのTVドラマに出演されました。冒険家として、日本人女性で初めて北極点到達に成功されています。
2025年7月3日
マイケル・マドセンさん 享年67
俳優。
1957年シカゴ生まれ。妹は女優のヴァージニア・マドセン。ステッペンウルフ・シアター・カンパニーに参加し、1983年映画『ウォー・ゲーム』に出演。1992年Q・タランティーノ監督『レザボア・ドッグス』での”Mr.ブロンド”役が高い評価を得て、国際的な人気俳優になりました。『ワイアット・アープ』(94)『スピーシーズ 種の起源』(95)『フェイク』(97)『キル・ビル』(03)『キル・ビル Vol.2』(04)『シン・シティ』(05)『ヘイトフル・エイト』(15)『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(19)など数多くの作品に出演されました。
2025年7月2日
ジュリアン・マクマホンさん 享年56
俳優。
1968年オーストラリア生まれ。父親は第20代のオーストラリア首相のウィリアム・マクマホン。モデルとしてコマーシャルなどに出演、TVドラマ「チャームド~魔女3姉妹~」で人気となったキャラクターを演じ、「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」(05~)で主演、映画では『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』(05)と続編『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』(07)、『RED/レッド』(10)に出演しました。
2025年6月19日
堀越謙三さん 享年80
映画会社ユーロスペース代表・映画プロデューサー。
1945年生まれ。1983年、東京・渋谷にミニ・シアター ユーロスペースを開館。レオス・カラックスやアッバス・キアロスタミ、アキ・カウリスマキ、デヴィッド・クローネンバーグ、ラース・フォン・トリアー、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)ら作家性の高い監督の作品を配給・上映し、80年代から90年代のミニシアターブームを牽引しました。1997年にはアテネ・フランセ文化センターと共同で映画美学校を設立し、映画人の育成にも力を入れました。映画プロデューサーとしてウェイン・ワン監督『スモーク』(85)、黒沢清監督『大いなる幻影 Barren Illusion』(99)、フランソワ・オゾン監督『焼け石に水』(00)、キアロスタミ監督『ライク・サムワン・イン・ラブ』(12)、カラックス監督『アネット』(21)などの製作に携わりました。
2023年からは「新潟国際アニメーション映画祭」の実行委員長も務められていました。
2025年6月19日
ジェームス三木さん 享年91
脚本家・演出家。
1934年旧満州生まれ。俳優座養成所を中退後、「ジェームス三木」として歌手デビュー。1967年公募シナリオがコンクールで入選、脚本家に。1969年映画『夕月』で脚本家デビューを果たす。1985年NHK連続テレビ小説「澪つくし」の脚本を担当、55.3%の最高視聴率を記録、日本文芸大賞脚本賞を1986年に受賞。1987年にはNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」も手掛け、歴代大河ドラマ最高平均視聴率を獲得しました。1989年『善人の条件』で映画監督に初挑戦し、舞台演出、小説、随筆なども手掛けられました。
2025年4月28日(9月2日発表)
露口 茂さん 享年93
俳優。
1932年東京都生まれ。1955年劇団俳優座演劇研究所付属俳優養成所に入所。1957年にTVドラマでデビュー。1959年日活映画『逃亡者』で映画デビュー。1964年の今村昌平監督の『赤い殺意』での好演で注目を集める。同年の『くノ一化粧』では主演を務めました。
1972年からは約14年間に渡り、露口さんの代表作となるTVドラマ「太陽にほえろ!」に出演されました。
東京国際映画祭では、1987年の第2回、1995年第8回、2006年第19回で今村昌平監督『赤い殺意』(64)、2006年第19回で『人間蒸発』(67)を上映しました。
2025年4月23日
大宮エリーさん 享年49
画家・作家・映画監督・脚本家・コピーライター。
1975年大阪府生まれ。2006年、ミュージックビデオとして制作した初監督作『海でのはなし。』が劇場公開されヒットを記録。その後、TVドラマ、舞台の脚本や演出でも活躍し、多くの書籍も発表されました。
2025年4月1日
ヴァル・キルマーさん 享年65
俳優。
1959年ロサンゼルス生まれ。名門ジュリアード音楽院演劇科に入学、演劇を学び、数々の舞台に出演。1984年コメディ映画『トップ・シークレット』で映画主演デビュー。1986年の『トップガン』で”アイスマン”役を演じ、注目されました。
『ウィロー』(88)『ドアーズ』(91)『トゥルー・ロマンス』(93)『バットマン フォーエヴァー』(95)『ヒート』(95)『セイント』(97)『キスキス,バンバン』(05)『デジャヴ』(06)などハリウッド映画を中心に活躍、2021年にはドキュメンタリー『ヴァル・キルマー/映画に人生を捧げた男』で自身の半生が語られました。
2022年、36年振りに”アイスマン”を演じた『トップガン マーヴェリック』が遺作となりました。
2025年3月29日
リチャード・チェンバレンさん 享年90
俳優。
1934年ビバリーヒルズ出身。1961年TVシリーズ「ドクター・キルデア」に主演、人気を博した。60年代後半からハリウッドからイギリスの演劇界に活躍の場を移しました。
『ジュリアス・シーザー』(70)『三銃士』(73)『タワーリング・インフェルノ』(74)『将軍 SHŌGUN』(80)『ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝』(85)「ツイン・ピークス」(17)など多くの作品に出演しました。
2025年3月25日
篠田正浩監督 享年94
1987年第2回TIFFで国際審査委員を務めた際、奥様の岩下志麻さんとパーティにご参加された篠田正浩監督
映画監督。
1931年岐阜県生まれ。1953年に松竹に入社。60年に『恋の片道切符』で監督デビュー。大島渚、吉田喜重の両監督らとともに「松竹ヌーベルバーグ」と呼ばれました。
1986年の作品『鑓の権三』でベルリン国際映画祭の銀熊賞 (芸術貢献賞)を受賞、1990年の『少年時代』では第14回日本アカデミー賞の作品賞と監督賞を受賞しました。
東京国際映画祭では、1985年の第1回と2003年の第16回で『瀬戸内少年野球団』(84)、1987年の第2回で『鑓の権三』(86)、1991年の第4回で『少年時代』(90)、1999年の第12回で『暗殺』(64)、2000年の第13回で『札幌オリンピック 海外版』(72)、2007年の第20回で『化石の森』(73)、を上映しました。
また、1987年の第2回TIFFのインターナショナル・コンペティション/ヤングシネマ・コンペティション1987国際審査委員を務めていただきました。
※2025年の第38回TIFFでは「追悼 篠田正浩特集」と題した上映を日本映画クラシックス部門で行い、『鑓の権三』『夜叉ヶ池』などの4Kデジタルリマスター版を上映しました。
2025年3月18日
エミリー・ドゥケンヌさん 享年43
俳優。
1981年ベルギー生まれ。デビュー作のダルデンヌ兄弟監督による『ロゼッタ』でカンヌ映画祭女優賞を受賞。『ジェヴォーダンの獣』(01)『サン・ルイ・レイの橋』(04)などに出演されました。
東京国際映画祭では、2020年第33回のワールド・フォーカスでエミリー・ドゥケンヌさんがセザール賞助演女優賞を受賞した『ラヴ・アフェアズ』(エマニュエル・ムレ監督)を上映しました。
2025年3月11日(3月17日発表)
いしだあゆみさん 享年76
(写真・左)2001年の第14回TIFF『化粧師―KEWAISHI』の舞台挨拶で(左から)いしだあゆみさん、椎名桔平さん、田中光敏監督。(写真・右)1996年の第9回TIFF特別招待作品『学校II』(左から)永瀬正敏さん、西田敏行さん、山田洋次監督、いしだあゆみさん、吉岡秀隆さん
俳優・歌手。
1948年生まれ。1964年に歌手としてデビュー。68年発売の「ブルー・ライト・ヨコハマ」が大ヒットしました。
俳優として「北の国から~」(91~)「金曜日の妻たちへ」(93~)などの大ヒットTVドラマに出演、映画では『日本沈没』(73)『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』(82)『長崎ぶらぶら節』(00)、『踊る大捜査線』シリーズの『室井慎次 敗れざる者/生き続ける者』(24)などに出演されました。
東京国際映画祭では、1985年開催の第1回で『駅・STATION』(81・降旗康男監督)を、1987年の第2回で『火宅の人』(86・深作欣二監督)を上映、1996年の第9回では『学校II』、2001年の第14回で『化粧師―KEWAISHI』をいしださんをゲストにお呼びして公開しました。
2025年2月26日発表
ジーン・ハックマンさん 享年95
俳優。
1930年カリフォルニア州生まれ。アクターズ・スタジオで演技を学び、1967年『俺たちに明日はない』の主人公の兄バック役でアカデミー助演男優賞にノミネート。『フレンチ・コネクション』(71)の刑事ポパイ役で第44回アカデミー主演男優賞を受賞、1992年にはクリント・イーストウッド監督の『許されざる者』で第65回アカデミー助演男優賞を受賞しました。
そのほか、『ポセイドン・アドベンチャー』(72)『スケアクロウ』(73)『カンバセーション…盗聴…』(74)『スーパーマン』(78)『ミシシッピー・バーニング』(88)といった多くの作品に出演しました。
東京国際映画祭では、第8回(95)で『クリムゾン・タイド』(トニー・スコット監督)を、第9回(96)で『バードケージ』(マイク・ニコルズ監督)を特別招待作品として上映しました。
2025年2月25日
ミシェル・トラクテンバーグさん 享年39
俳優。
1985年ニューヨーク生まれ。1996年、子役として『ハリエットのスパイ大作戦』で映画初主演。その後はTVシリーズ「バフィー ~恋する十字架~」「ゴシップガール」など多くの映画・TVシリーズで活躍されました。
2025年1月29日(2月13日発表)
下條アトムさん 享年78
俳優。
1946年東京都生まれ。高校卒業後、両親と同じく俳優に。NHKの連続テレビ小説でドラマデビュー。数々のドラマ・映画に出演され、洋画の吹替えやナレーションでも活躍しました。
東京国際映画祭では、2009年のご出演作品『つむじ風食堂の夜』(篠原哲雄監督)を第22回TIFF 日本映画・ある視点部門で上映しました。
2025年1月30日
マリアンヌ・フェイスフルさん 享年78
歌手・俳優。
1964年発表の「涙あふれて」などのヒット曲を持つ。1968年の映画『あの胸にもういちど』ではアラン・ドロンさんと共演。革のライダースーツを身につけた作品ビジュアルで多くの映画ファンの記憶に残りました。
2025年1月15日
デヴィッド・リンチ監督 享年78
映画監督、俳優。
『イレイザーヘッド』(76)『エレファント・マン』(80)『デューン/砂の惑星』(84)『ブルーベルベット』(86)『ワイルド・アット・ハート』(90)『ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間』(92)『ロスト・ハイウェイ』(97)『ストレイト・ストーリー』(99)『マルホランド・ドライブ』(01)『インランド・エンパイア』(06)を監督。1990年のTVシリーズ『ツイン・ピークス』を大ヒットさせ、2017年に続編も発表しました。俳優としても『ツイン・ピークス』等に出演、2022年のS・スピルバーグ監督『フェイブルマンズ』にも印象的な役柄で出演しました。アーティスト、ミュージシャンとしても活躍されました。
2025年1月15日
ヤノット・シュワルツ監督 享年87
映画監督。
『ジョーズ2』(78)『ある日どこかで』(80)『スーパーガール』(84)等を手掛ける。2000年代には『BONES -骨は語る-』、『グレイズ・アナトミー』等のTVシリーズの演出にも携わりました。
2025年1月4日
エミリオ・エチェバリアさん 享年80
©2016 TIFF
(写真)2000年第13回TIFFコンペ部門東京グランプリ、優秀監督賞受賞『アモーレス・ペロス』上映時に登壇したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督(左)とエミリオ・エチェバリアさん(右)
俳優。
1970年代に舞台で活躍、その後メキシコ映画界で活躍。『アモーレス・ペロス』(00)『天国の口、終りの楽園』(01)『007/ダイ・アナザー・デイ』(02)に出演されました。
2024年12月6日
中山美穂さん 享年54
©2016 TIFF
(写真)2016年10月28日第29回TIFF Japan Now部門「監督特集 岩井俊二」『Love Letter』上映後のトークショーに登壇された中山美穂さんと岩井俊二監督
俳優・歌手。
1970年3月1日生まれ。1985年にデビュー。
数々のテレビドラマに出演、歌手として、アイドルとして大ヒット曲も連発されました。多数の映画にも出演。『波の数だけ抱きしめて』(91)では第15回日本アカデミー賞話題賞を受賞、1997年の『東京日和』では第21回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞しました。
1995年の岩井俊二監督作『Love Letter』に主演、一人二役のヒロインを演じた中山さんは数々の俳優賞を受賞しました。作品はアジアでも人気となり、現在も世界で観られている作品です。
2024年10月17日
西田敏行さん 享年76
©1992 TIFF ©1996 TIFF ©2011 TIFF
(写真上・左)第5回(1992)TIFFオープニング作品『天国の大罪』の舞台挨拶に登壇された(左から)東山紀之さん、西田敏行さん、松方弘樹さん、吉永小百合さん。(写真上・右)第9回(1996)TIFF特別招待作品『学校II』(左から)永瀬正敏さん、西田敏行さん、山田洋次監督、いしだあゆみさん、吉岡秀隆さん
(写真下)2011年「東京国際映画祭 in 仙台」での西田敏行さんと三谷幸喜監督
俳優。
1947年福島県郡山市出身。1970年「劇団青年座」入団。数多くの映画作品、TVドラマに出演。歌手としても「もしもピアノが弾けたなら」が大ヒットしました。
『植村直己物語』『釣りバカ日誌14』では日本アカデミー賞優秀主演男優賞を、『敦煌』『学校』では日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞されました。
1992年の第5回TIFF オープニング作品『天国の大罪』、第9回(1996)TIFFでは特別招待作品『学校II』の舞台挨拶に登壇、また2011年の第24回TIFFでは、被災した仙台で実施した応援プロジェクト「東京国際映画祭 in 仙台」に参加され、上映された『ステキな金縛り』の舞台挨拶に登壇されました。
本年の第37回TIFF ウィメンズ・エンパワーメント部門特別上映作品『劇場版ドクターX』にもご出演されています。
※2024年8月20日追記
2024年8月20日
田中敦子さん 享年61
©2013 TIFF
2013年の第26回TIFF特別招待作品『BAYONETTA Bloody Fate』の舞台挨拶に登壇された田中敦子さん。一番左から(ベヨネッタコスプレの)橋本真帆さん、園崎未恵さん、田中敦子さん、木崎文智監督
声優。
『攻殻機動隊』シリーズの草薙素子役や『ジョジョの奇妙な冒険』リサリサ役など数多くのアニメーションに出演、洋画作品の吹替えでは、シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、ジュリア・ロバーツなど、こちらも数多くの作品で声の出演をされました。海外ドラマでも『コールドケース 迷宮事件簿』のキャスリン・モリス演じるリリー・ラッシュ役や『フレンズ』のリサ・クードロー演じるフィービー役の吹替えを長く担当されました。
2013年には第26回TIFFの特別招待作品『BAYONETTA Bloody Fate』の舞台挨拶に登壇されました。
2024年8月18日
アラン・ドロンさん 享年88
俳優。
ルネ・クレマン監督の『太陽がいっぱい』(60)で世界的スターに。『冒険者たち』(67)『サムライ』(67)『ボルサリーノ』(70)、三船敏郎と共演した『レッド・サン』(71)、『フリック・ストーリー』(75)『エアポート’80』(79)『ヌーヴェルヴァーグ』(90)『ハーフ・ア・チャンス』(98)など数多くの作品に出演されました。日本ではCMに起用されるなど大人気となりました。
2024年8月14日
ジーナ・ローランズさん 享年94
俳優。
ジョン・カサヴェテス監督の『こわれゆく女』『グロリア』『オープニング・ナイト』に出演。『こわれゆく女』『グロリア』ではアカデミー主演女優賞にノミネートされました。息子であるニック・カサヴェテスが監督を務めた2004年の『きみに読む物語』に出演されました。
2024年8月11日
矢野和之さん
山形国際ドキュメンタリー映画祭初代東京事務局長/シネマトリックス代表。
1989年の山形国際ドキュメンタリー映画祭の立ち上げより映画祭の基盤作りにもご尽力されました。映画配給会社シネマトリックスの代表でもある矢野さんには、1998年の第11回TIFFのアジア映画賞の審査委員を務めていただきました。
2024年7月13日
シャナン・ドハーティさん 享年53
俳優。
日本でも人気を博したTVドラマ「ビバリーヒルズ高校白書」で主演の一人を演じました。「チャームド ~魔女3姉妹」や映画にも出演されていました。
2024年7月12日
小原乃梨子さん 享年88
声優。
アニメ「ドラえもん」の野比のび太、「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」のドロンジョ、「未来少年コナン」のコナンなどを担当、吹き替えでもブリジット・バルドーやカトリーヌ・ドヌーヴを担当されていました。
2024年7月10日
中村靖日さん 享年51
©2009 TIFF
2008年の第21回TIFF特別招待作品『旭山動物園物語-ペンギンが空をとぶ-』の舞台挨拶で登壇された中村靖日さん。一番左から監督のマキノ雅彦さん、旭山動物園小菅正夫園長、中村靖日さん、前田 愛さん、萬田久子さん、堀内敬子さん
俳優。
大阪府生まれ。2005年の『運命じゃない人』で主演、注目を浴びる。『旭山動物園物語-ペンギンが空をとぶ-』(08)『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』(11)『日本のいちばん長い日』(15)『引っ越し大名!』(19)など数多くの映画、TVドラマ、CMに出演されました。2008年第21回TIFFでは特別招待作品『旭山動物園物語-ペンギンが空をとぶ-』の舞台挨拶で登壇されました。
2024年7月5日
ジョン・ランドーさん 享年63
©2009 TIFF
2009年のグリーンカーペットイベントに登壇したジョン・ランドーさん(一番左)。一番右からサム・ワーシントンさん、ゾーイ・サルダナさん、シガーニー・ウィーバーさんと一緒に
プロデューサー。
1960年米ニューヨーク生まれ。『ミクロキッズ』(89)などを共同製作の後、90年代に20世紀フォックスの副社長に就任。5年半で『ダイ・ハード2』(90)や『スピード』(94)などを世に送り出しました。1997年には、第10回TIFFのオープニング作品で、アカデミー賞11部門に輝く『タイタニック』を、2009年には、第22回TIFFで「スペシャル・プレゼンテーション」上映を行い、その後全世界での興行収入が1位となった『アバター』の製作を手掛けました。2009年第22回TIFFでは来日し、六本木会場でのグリーンカーペットにも登壇されました。
2024年6月20日
ドナルド・サザーランドさん 享年88
俳優。
『特攻大作戦』(67)『M★A★S★H マッシュ』(70)『赤い影』(73)『SF/ボディ・スナッチャー』(78)『普通の人々』(80)『針の眼』(81)『ロックアップ』(89)『JFK』(91)『スペース カウボーイ』(00)『ハンガー・ゲーム』(12)『ムーンフォール』(22)など数多くの作品で様々な役柄を演じられました。息子はキーファー・サザーランドさん。
東京国際映画祭では、ドナルド・サザーランドさんがご出演の下記2作品等を上映しておりました。
第3回(1989)のインターナショナル・コンペティションにて『白く渇いた季節』(ユーザン・パルシー監督)
第6回(1993)のインターナショナル・コンペティションにて『グローリーデイズ/夢見る頃はいつも』(TIFF上映タイトル『ヤンガー・アンド・ヤンガー』)(パーシー・アドロン監督)
2024年6月18日
アヌーク・エーメさん 享年92
俳優。
1932年仏パリ生まれ。『火の接吻』(49)『モンパルナスの灯』(58)、フェデリコ・フェリーニ監督の『甘い生活』(59)『8 1/2』(63)などに出演。1966年のクロード・ルルーシュ監督『男と女』でヒロインを演じ、アカデミー賞主演女優賞にノミネート。1986年に第2作『男と女 II』、2019年には第3作『男と女 人生最良の日々』が制作され、2019年の第3作がアヌーク・エーメさんの遺作になりました。
2024年6月9日
久我美子さん 享年93
俳優。
1946年第一期東宝ニューフェイスに合格し、1947年の映画『四つの恋の物語』(第一話「初恋」)でデビュー。1989年には、(84年に亡くなった)夫の平田昭彦さんの遺志を継ぎ女性官房長官役で『ゴジラvsビオランテ』に出演されました。
東京国際映画祭では、久我美子さんがご出演の下記3作品等を上映しておりました。
第7回(1994)のNIPPON CINEMA WEEKにて『新・平家物語』(溝口健二監督)
第12回(1999)のニッポン・シネマ・マスターズにて『青春残酷物語』(大島渚監督)
第16回(2003)のニッポン・シネマ・クラシックにて『恋文』(田中絹代監督)
2024年5月16日
中尾 彬さん 享年81
©2002 TIFF ©2003 TIFF
2002年、2003年、2年連続『ゴジラ』でTIFFに参加した際の中尾 彬さん
俳優。
1942年千葉県木更津市生まれ。
日活第5期ニューフェイスに1962年に合格。
『月曜日のユカ』(64)、『本陣殺人事件』(75)、『伊賀忍法帖』(82)、『ミンボーの女』(91)、『アウトレイジ ビヨンド』(12)、『翔んで埼玉』(18)などに出演。
数多くのTVドラマ、バラエティ番組でも活躍されました。
1993年の『ゴジラVSメカゴジラ』から『ゴジラ』シリーズ6作品に出演。2002年の第15回TIFFの特別招待作品『ゴジラ×メカゴジラ』、2003年の第16回TIFFの特別招待作品『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の2作品で舞台挨拶に登壇されました。
2024年5月9日
ロジャー・コーマンさん 享年98
©2012 TIFF
第25回(2012)TIFF 特別オールナイト「コーマン魂」に登壇したロジャー・コーマンさん
映画プロデューサー、監督。
1926年デトロイト生まれ。数々の低予算映画を手掛け「B級映画の帝王」と呼ばれる。
1994年開催第7回TIFFにて、ヤングシネマ・コンペティション部門審査委員長を、2012年に開催された第25回TIFFでは、コンペティション部門審査委員長を務めていただきました。
2012年には、偉大なる功績を振り返る特別オールナイト「コーマン魂」を実施、監督作の『レッド・バロン』等が上映され、コンペティションの審査を終えたロジャー・コーマンさんも登壇しました。
2012年のロジャー・コーマンさん関連ニュース:
→2012/10/20 オープニングイベント・グリーンカーペット フォトレポート
→2012/10/23 コンペティション国際審査委員 公式記者会見レポート
→2012/10/28 特別オールナイト「コーマン魂」レポート
→2012/11/1 公式インタビュー
2024年4月30日
ポール・オースターさん 享年77
©1993 TIFF
第6回(1993)TIFF ヤングシネマ部門審査委員。左から、作家のポール・オースターさん、審査委員長ヴィム・ヴェンダース監督、プロデューサーのクローディー・オサールさん、俳優のレスリー・チャンさん
作家。
1985年から86年に「ニューヨーク三部作」と呼ばれる作品を発表。
1993年に開催された第6回TIFFでは、ヤングシネマ部門審査委員を務めていただきました。(審査委員長をヴィム・ヴェンダース監督、ほか3名の審査委員をプロデューサーのクローディー・オサールさん、鈴木清順監督、俳優のレスリー・チャンさんが務めました。)
1995年には、「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」を原作にした映画『スモーク』が製作され、ポール・オースターさんは脚本も担当されました。姉妹編となる『ブルー・イン・ザ・フェイス』では、ウェイン・ワンと共に監督も務めています。
2024年4月25日
ローラン・カンテ監督 享年63
映画監督。
2008年の映画『パリ20区、僕たちのクラス』で第61回カンヌ映画祭パルムドールを受賞。
2024年3月28日
ルイス・ゴセット・Jrさん 享年87
俳優。
1982年の映画『愛と青春の旅だち』でアカデミー賞助演男優賞を受賞。
2024年3月14日
寺田 農さん 享年81
©2001 TIFF
2001年9月9日に急逝した相米慎二監督追悼上映『魚影の群れ』に登壇した、(左から)映画記者の前村和夫さん、監督の榎戸耕史さん、照明監督の熊谷秀夫さん、寺田 農さん、撮影監督の篠田 昇さん、撮影監督の長沼六男さん
俳優。1942年11月7日生まれ。
数々の映画、TVドラマで活躍。
第14回(2001年)TIFFでは、特別上映された『魚影の群れ』(相米慎二監督)で登壇されました。
2024年2月16日
叶井俊太郎さん 享年56
映画プロデューサー、映画宣伝プロデューサー。
アルバトロス株式会社で『アメリ』を買い付け・宣伝を行い、興行収入16億円の大ヒット。
ファントム・フィルム、トルネード・フィルムを設立、『恐解釈 桃太郎』等の映画作品をプロデュース。
2024年1月20日
ノーマン・ジュイソン監督 享年97
©2001 TIFF
第14回(2001)TIFFにて、コンペティション国際審査委員長を務めたノーマン・ジュイソン監督(中央)とコンペティション審査委員のカトリーヌ・デュサールさん (プロデューサー・左から2番目)、ジョイ・ウォンさん(女優・右から2番目)、ダニエル・シュミット監督(右)、浜野保樹さん (映像研究者・左)
映画監督。カナダ・トロント生まれ。1967年制作の映画『夜の大捜査線』でアカデミー賞作品賞を受賞。そのほか、『屋根の上のバイオリン弾き』『月の輝く夜に』など数多くの作品を監督しました。
第14回(2001)TIFFにて、コンペティション国際審査委員長を務めていただきました。
2024年1月4日
デヴィッド・ソウルさん 享年80
俳優。
テレビドラマシリーズ「刑事スタスキー&ハッチ」のハッチ役で有名。
2024年1月2日
ミルクマン斉藤さん 享年60
©2003 TIFF
第16回(2003)TIFF授賞式でのミルクマン斉藤さん(中央)
映画評論家。1963年京都出身。
第16回(2003)TIFFにて、アジアの風部門の審査委員を務めていただきました。