
吉田大八監督(『敵』)東京国際映画祭に続き最優秀監督賞受賞
栗原颯人さん(『HAPPYEND』)最優秀新人俳優賞受賞
3月16日(日)夜、戯曲センター(Xiqu Centre)Grand Theatre(香港)にて、東京国際映画祭(TIFF)が香港国際映画祭、釜山国際映画祭とともに共催するアジア全域版アカデミー賞「第18回アジア・フィルム・アワード(以下AFA)」の授賞式が開催され、
昨年の東京国際映画祭(TIFF)で監督賞含む3冠に輝いた『敵』の吉田大八監督が、最優秀監督賞の栄冠を手にし、授賞式に参加していた長塚京三さん(主演男優賞ノミネート)や瀧内公美さん(助演女優賞ノミネート)、またスタッフとともに喜びを分かち合いました。日本人監督が同賞を受賞するのは、3年連続(※)の快挙です。また、
最優秀新人俳優賞には、『HAPPYEND』の栗原颯人さんが、日本人として初めて同賞に輝きました。あわせて、先の発表のとおり、
俳優・役所広司さんが、アジアの映画界において永年にわたり功績を残し、多大なる影響を与えた映画人を称える、AFA特別賞の最高賞「特別功労賞(Lifetime Achievement Award)」を授与されたほか、Rising Star AwardをKōki,さんが受賞しています。
受賞結果一覧は下記をご覧ください。
※第16回是枝裕和監督(2023年、『ベイビー・ブローカー』)、第17回是枝裕和監督(2024年、『怪物』)
©Asian Film Awards Academy
左から:Kōki,さん(Rising Star Award)中央左:役所広司さん(特別功労賞)中央右:吉田大八監督(最優秀監督賞 『敵』)右:栗原颯人さん(最優秀新人俳優賞 『HAPPYEND』)
大規模で豪華なレッドカーペットの後に開催されたAFAの授賞式では、今もなお活躍を続け、昨年のTIFFのマスタークラスでも根強い人気を証明した香港の俳優・監督のサモ・ハン氏が審査委員長を務め、世界中の映画人により構成された審査員陣と投票メンバーを率いて決定した、アジア各国の監督、俳優、そしてスタッフ等受賞者が登壇。ユース・アンバサダーの一人の岡田将生さんと河合優実さん(『ナミビアの砂漠』主演女優賞ノミネート)、AFAアンバサダーのディーン・フジオカさんと池松壮亮さん(『ぼくのお日さま』助演男優賞ノミネート)がそれぞれペアでプレゼンターを務めた他、Excellence in Asian Cinema Awardを受賞した韓国の俳優チャン・ドンゴンさんと中国の俳優タン・ウェイさんなど、アジア全域よりスターが集まり、国や地域、作品を超えて、お互いを称えながら親交を深める大変華やかな式典となりました。
<受賞コメント>
<役所広司さんコメント全文:特別功労賞(Lifetime Achievement Award受賞>
「大家好。昨年、『PERFECT DAYS』という映画で(主演男優)賞をいただきながら、この授賞式に参加出来なかったことを申し訳なく思っています。そして今年、この「特別功労賞」…。歴代の受賞者の方々のお名前を見ると、この賞の重みを感じます。この重みが励ましてくれます。残された俳優人生の中で、少しでもアジアの映画界に貢献できるように、頑張ります。」
<吉田大八監督コメント全文:最優秀監督賞>
「アジア・フィルム・アワードの皆さん、どうもありがとうございます。皆さんが驚いているのと同じように、僕も驚いています。この映画は、僕が若い時から愛読していた、筒井康隆先生の小説を映画化するという幸運にまず恵まれて、それを信頼できるスタッフたち、素晴らしい俳優たちと一緒に創り上げるという監督としては最高に恵まれた体験でした。そしてそのうえで、こんな素晴らしい賞までいただいて、これ以上の喜びはありません。どうもありがとうございました。」
<栗原颯人さんコメント全文:最優秀新人俳優賞>
「I’m so happy to be here. Thanks to the AFA. すべてのキャストの皆さん、すべてのスタッフの皆さんに感謝と愛を伝えたいです。本当にありがとうございます。」
<Kōki,さんコメント全文:Rising Star Award>(英語でご挨拶:和訳)
「今、胸が高鳴っています。まず初めに、このような意義深く忘れられない式典に参加させていただいたことに、アジア・フィルム・アワードへ心から感謝申し上げます。このRising Star Awardを受賞できたことは、私にとって本当に大きな意味があります。この賞は、私に大きな勇気と決意を与えてくれました。『牛首村』『TOUCH/タッチ』『トルネード(原題)/Tornado』そして『女神降臨』などの作品に関わったすべてのチーム、監督、共演者、プロデューサーの皆さんに心から感謝しています。これからも全力を尽くし、自分自身に挑戦し続け、この賞のように輝けるよう努力していきます。本当に光栄です。ありがとうございました。」
<アンバサダー登壇コメント>
<ディーン・フジオカさんコメント全文:AFAアンバサダー>(英語でご挨拶:和訳)
「皆さん、ディーン・フジオカです。第18回アジア・フィルム・アワードのアンバサダーを務めています。今夜、この場に皆さんとご一緒できることを大変嬉しく思います。ここ香港は、私の映画製作への情熱に火をつけてくれた街です。再びこの愛すべき街に戻り、国や地域を越えて映画人が集う素晴らしいイベントに参加できることを心から感謝しています。会場には、私が出演した初めての映画の監督もいらっしゃり、お会いできて本当に嬉しいです。私の中での香港の印象は変わりません。今も変わらず活気に満ち、魅力あふれる街です。もし機会があれば、アイスレモンティーを飲みたいですね。香港で過ごした青春時代の思い出が蘇ります。ありがとうございます。」
<岡田将生さんコメント全文:ユース・アンバサダー>
「皆さん、こんにちは。日本の俳優の岡田将生です。これまでの映画の道のりの中で、私は様々な役を演じてきました。そしてその中で、『ドライブ・マイ・カー』という映画で、このアジア・フィルム・アワードにノミネートされるという、光栄な機会にも恵まれました。映画に心から感謝し、全ての機会に感謝しています。これからも素晴らしい俳優になれるよう、努力してまいります。ありがとうございます。」
第18回 アジア・フィルム・アワード 受賞結果一覧 (敬称略) |
最優秀作品賞 |
『All We Imagine as Light』(インド、フランス、オランダ、ルクセンブルク) |
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最優秀監督賞 |
吉田大八 『敵』(日本) |
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最優秀主演男優賞 |
ラウ・チンワン 『お父さん』 (香港) |
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最優秀主演女優賞 |
シャーハーナー・ゴースワーミー 『サントーシュ』(インド、イギリス、フランス、ドイツ) |
|
|
最優秀助演男優賞 |
リー・カンション 『黙視録』(シンガポール、台湾、フランス、アメリカ) |
|
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最優秀助演女優賞 |
ヤン・クイメイ 『Yen and Ai-Lee』(台湾) |
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|
最優秀新人監督賞 |
サンディヤ・スリ 『サントーシュ』(インド、イギリス、フランス、ドイツ) |
|
|
最優秀新人俳優賞 |
栗原颯人 『HAPPYEND』(日本、アメリカ) |
|
|
最優秀脚本賞 |
モハマド・ラスロフ 『聖なるイチジクの種』(イラン、ドイツ、フランス) |
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|
最優秀衣装デザイン賞 |
チェ・ユンソン 『パミョ/破墓』(韓国) |
|
|
最優秀美術賞 |
ケネス・マク、CHAU Sai Hung Ambrose 『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(香港) |
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|
最優秀編集賞 |
チュン・カーファイ 『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(香港) |
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最優秀撮影賞 |
ホン・ギョンピョ 『Harbin』(韓国) |
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最優秀音楽賞 |
ワンピン・チュー 『ラスト・ダンス』(香港) |
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最優秀視覚効果賞 |
KIM Shin-chul, Daniel SON 『パミョ/破墓』(韓国) |
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最優秀音響賞 |
ドゥ・ドゥーチー、TU Tse-Kang 『黙視録』(シンガポール、台湾、フランス、アメリカ) |
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特別功労賞(Lifetime Achievement Award) |
役所広司 |
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Excellence in Asian Cinema Award |
チャン・ドンゴン、タン・ウェイ |
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AFA Next Generation Award |
ウー・カンレン |
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AFA Rising Star Award |
Kōki, |
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2024 Highest-Grosing Asian Film |
『YOLO 百元の恋』 (中国) |
アジア・フィルム・アワード (主催:アジア・フィルム・アワード・アカデミー)
2007年に創設されたアジア映画を対象とした映画賞。東京国際映画祭は2013年より、香港国際映画祭、釜山国際映画祭と共にアジア・フィルム・アワード・アカデミーを創設し、アジアの映画業界と連携し、その年のアジアの映画人を表彰しスポットライトを当てることでアジア映画ファンの創出、世界へのアジア映画の振興、文化交流を図っています。
アジア・フィルム・アワード公式サイト:
afa-academy.com
日本からのノミネート作品一覧 (敬称略) |
作品賞ノミネート |
『敵』(吉田大八監督) |
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監督賞ノミネート (受賞) |
吉田大八 (『敵』) |
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主演男優賞ノミネート |
長塚京三(『敵』) |
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主演女優賞ノミネート |
河合優実( 『ナミビアの砂漠』) |
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助演男優賞ノミネート |
光石研 (『夜明けのすべて』) 池松壮亮 (『ぼくのお日さま』) |
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助演女優賞ノミネート |
瀧内公美 (『敵』) |
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新人監督賞ノミネート |
山中瑶子(『ナミビアの砂漠』) 空音央(『HAPPYEND』/日本、アメリカ) |
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新人俳優賞ノミネート (受賞) |
栗原颯人(『HAPPYEND』/日本、アメリカ) |
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脚本賞ノミネート |
和田清人、三宅唱(『夜明けのすべて』) |
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衣装デザイン賞ノミネート |
宮本茉莉(『敵』) |
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美術賞ノミネート |
林田裕至(『箱男』) |
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編集賞ノミネート |
—— |
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撮影賞ノミネート |
四宮秀俊(『敵』) |
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音楽賞ノミネート |
Hi’Spec(『夜明けのすべて』) 勝本道哲(『箱男』) (川井憲次が香港作品 『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』でノミネート) |
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視覚効果賞ノミネート |
佐藤史郎、小張泰洋(『黒の牛』/日本、台湾) |
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音響賞ノミネート |
—— |
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吉田大八監督(『敵』)東京国際映画祭に続き最優秀監督賞受賞
栗原颯人さん(『HAPPYEND』)最優秀新人俳優賞受賞
3月16日(日)夜、戯曲センター(Xiqu Centre)Grand Theatre(香港)にて、東京国際映画祭(TIFF)が香港国際映画祭、釜山国際映画祭とともに共催するアジア全域版アカデミー賞「第18回アジア・フィルム・アワード(以下AFA)」の授賞式が開催され、
昨年の東京国際映画祭(TIFF)で監督賞含む3冠に輝いた『敵』の吉田大八監督が、最優秀監督賞の栄冠を手にし、授賞式に参加していた長塚京三さん(主演男優賞ノミネート)や瀧内公美さん(助演女優賞ノミネート)、またスタッフとともに喜びを分かち合いました。日本人監督が同賞を受賞するのは、3年連続(※)の快挙です。また、
最優秀新人俳優賞には、『HAPPYEND』の栗原颯人さんが、日本人として初めて同賞に輝きました。あわせて、先の発表のとおり、
俳優・役所広司さんが、アジアの映画界において永年にわたり功績を残し、多大なる影響を与えた映画人を称える、AFA特別賞の最高賞「特別功労賞(Lifetime Achievement Award)」を授与されたほか、Rising Star AwardをKōki,さんが受賞しています。
受賞結果一覧は下記をご覧ください。
※第16回是枝裕和監督(2023年、『ベイビー・ブローカー』)、第17回是枝裕和監督(2024年、『怪物』)
©Asian Film Awards Academy
左から:Kōki,さん(Rising Star Award)中央左:役所広司さん(特別功労賞)中央右:吉田大八監督(最優秀監督賞 『敵』)右:栗原颯人さん(最優秀新人俳優賞 『HAPPYEND』)
大規模で豪華なレッドカーペットの後に開催されたAFAの授賞式では、今もなお活躍を続け、昨年のTIFFのマスタークラスでも根強い人気を証明した香港の俳優・監督のサモ・ハン氏が審査委員長を務め、世界中の映画人により構成された審査員陣と投票メンバーを率いて決定した、アジア各国の監督、俳優、そしてスタッフ等受賞者が登壇。ユース・アンバサダーの一人の岡田将生さんと河合優実さん(『ナミビアの砂漠』主演女優賞ノミネート)、AFAアンバサダーのディーン・フジオカさんと池松壮亮さん(『ぼくのお日さま』助演男優賞ノミネート)がそれぞれペアでプレゼンターを務めた他、Excellence in Asian Cinema Awardを受賞した韓国の俳優チャン・ドンゴンさんと中国の俳優タン・ウェイさんなど、アジア全域よりスターが集まり、国や地域、作品を超えて、お互いを称えながら親交を深める大変華やかな式典となりました。
<受賞コメント>
<役所広司さんコメント全文:特別功労賞(Lifetime Achievement Award受賞>
「大家好。昨年、『PERFECT DAYS』という映画で(主演男優)賞をいただきながら、この授賞式に参加出来なかったことを申し訳なく思っています。そして今年、この「特別功労賞」…。歴代の受賞者の方々のお名前を見ると、この賞の重みを感じます。この重みが励ましてくれます。残された俳優人生の中で、少しでもアジアの映画界に貢献できるように、頑張ります。」
<吉田大八監督コメント全文:最優秀監督賞>
「アジア・フィルム・アワードの皆さん、どうもありがとうございます。皆さんが驚いているのと同じように、僕も驚いています。この映画は、僕が若い時から愛読していた、筒井康隆先生の小説を映画化するという幸運にまず恵まれて、それを信頼できるスタッフたち、素晴らしい俳優たちと一緒に創り上げるという監督としては最高に恵まれた体験でした。そしてそのうえで、こんな素晴らしい賞までいただいて、これ以上の喜びはありません。どうもありがとうございました。」
<栗原颯人さんコメント全文:最優秀新人俳優賞>
「I’m so happy to be here. Thanks to the AFA. すべてのキャストの皆さん、すべてのスタッフの皆さんに感謝と愛を伝えたいです。本当にありがとうございます。」
<Kōki,さんコメント全文:Rising Star Award>(英語でご挨拶:和訳)
「今、胸が高鳴っています。まず初めに、このような意義深く忘れられない式典に参加させていただいたことに、アジア・フィルム・アワードへ心から感謝申し上げます。このRising Star Awardを受賞できたことは、私にとって本当に大きな意味があります。この賞は、私に大きな勇気と決意を与えてくれました。『牛首村』『TOUCH/タッチ』『トルネード(原題)/Tornado』そして『女神降臨』などの作品に関わったすべてのチーム、監督、共演者、プロデューサーの皆さんに心から感謝しています。これからも全力を尽くし、自分自身に挑戦し続け、この賞のように輝けるよう努力していきます。本当に光栄です。ありがとうございました。」
<アンバサダー登壇コメント>
<ディーン・フジオカさんコメント全文:AFAアンバサダー>(英語でご挨拶:和訳)
「皆さん、ディーン・フジオカです。第18回アジア・フィルム・アワードのアンバサダーを務めています。今夜、この場に皆さんとご一緒できることを大変嬉しく思います。ここ香港は、私の映画製作への情熱に火をつけてくれた街です。再びこの愛すべき街に戻り、国や地域を越えて映画人が集う素晴らしいイベントに参加できることを心から感謝しています。会場には、私が出演した初めての映画の監督もいらっしゃり、お会いできて本当に嬉しいです。私の中での香港の印象は変わりません。今も変わらず活気に満ち、魅力あふれる街です。もし機会があれば、アイスレモンティーを飲みたいですね。香港で過ごした青春時代の思い出が蘇ります。ありがとうございます。」
<岡田将生さんコメント全文:ユース・アンバサダー>
「皆さん、こんにちは。日本の俳優の岡田将生です。これまでの映画の道のりの中で、私は様々な役を演じてきました。そしてその中で、『ドライブ・マイ・カー』という映画で、このアジア・フィルム・アワードにノミネートされるという、光栄な機会にも恵まれました。映画に心から感謝し、全ての機会に感謝しています。これからも素晴らしい俳優になれるよう、努力してまいります。ありがとうございます。」
第18回 アジア・フィルム・アワード 受賞結果一覧 (敬称略) |
最優秀作品賞 |
『All We Imagine as Light』(インド、フランス、オランダ、ルクセンブルク) |
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最優秀監督賞 |
吉田大八 『敵』(日本) |
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最優秀主演男優賞 |
ラウ・チンワン 『お父さん』 (香港) |
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最優秀主演女優賞 |
シャーハーナー・ゴースワーミー 『サントーシュ』(インド、イギリス、フランス、ドイツ) |
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最優秀助演男優賞 |
リー・カンション 『黙視録』(シンガポール、台湾、フランス、アメリカ) |
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最優秀助演女優賞 |
ヤン・クイメイ 『Yen and Ai-Lee』(台湾) |
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最優秀新人監督賞 |
サンディヤ・スリ 『サントーシュ』(インド、イギリス、フランス、ドイツ) |
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最優秀新人俳優賞 |
栗原颯人 『HAPPYEND』(日本、アメリカ) |
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最優秀脚本賞 |
モハマド・ラスロフ 『聖なるイチジクの種』(イラン、ドイツ、フランス) |
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最優秀衣装デザイン賞 |
チェ・ユンソン 『パミョ/破墓』(韓国) |
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最優秀美術賞 |
ケネス・マク、CHAU Sai Hung Ambrose 『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(香港) |
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最優秀編集賞 |
チュン・カーファイ 『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(香港) |
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最優秀撮影賞 |
ホン・ギョンピョ 『Harbin』(韓国) |
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最優秀音楽賞 |
ワンピン・チュー 『ラスト・ダンス』(香港) |
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最優秀視覚効果賞 |
KIM Shin-chul, Daniel SON 『パミョ/破墓』(韓国) |
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最優秀音響賞 |
ドゥ・ドゥーチー、TU Tse-Kang 『黙視録』(シンガポール、台湾、フランス、アメリカ) |
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特別功労賞(Lifetime Achievement Award) |
役所広司 |
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Excellence in Asian Cinema Award |
チャン・ドンゴン、タン・ウェイ |
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AFA Next Generation Award |
ウー・カンレン |
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AFA Rising Star Award |
Kōki, |
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2024 Highest-Grosing Asian Film |
『YOLO 百元の恋』 (中国) |
アジア・フィルム・アワード (主催:アジア・フィルム・アワード・アカデミー)
2007年に創設されたアジア映画を対象とした映画賞。東京国際映画祭は2013年より、香港国際映画祭、釜山国際映画祭と共にアジア・フィルム・アワード・アカデミーを創設し、アジアの映画業界と連携し、その年のアジアの映画人を表彰しスポットライトを当てることでアジア映画ファンの創出、世界へのアジア映画の振興、文化交流を図っています。
アジア・フィルム・アワード公式サイト:
afa-academy.com
日本からのノミネート作品一覧 (敬称略) |
作品賞ノミネート |
『敵』(吉田大八監督) |
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監督賞ノミネート (受賞) |
吉田大八 (『敵』) |
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主演男優賞ノミネート |
長塚京三(『敵』) |
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主演女優賞ノミネート |
河合優実( 『ナミビアの砂漠』) |
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助演男優賞ノミネート |
光石研 (『夜明けのすべて』) 池松壮亮 (『ぼくのお日さま』) |
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助演女優賞ノミネート |
瀧内公美 (『敵』) |
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新人監督賞ノミネート |
山中瑶子(『ナミビアの砂漠』) 空音央(『HAPPYEND』/日本、アメリカ) |
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新人俳優賞ノミネート (受賞) |
栗原颯人(『HAPPYEND』/日本、アメリカ) |
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脚本賞ノミネート |
和田清人、三宅唱(『夜明けのすべて』) |
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衣装デザイン賞ノミネート |
宮本茉莉(『敵』) |
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美術賞ノミネート |
林田裕至(『箱男』) |
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編集賞ノミネート |
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撮影賞ノミネート |
四宮秀俊(『敵』) |
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音楽賞ノミネート |
Hi’Spec(『夜明けのすべて』) 勝本道哲(『箱男』) (川井憲次が香港作品 『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』でノミネート) |
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視覚効果賞ノミネート |
佐藤史郎、小張泰洋(『黒の牛』/日本、台湾) |
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音響賞ノミネート |
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