第38回東京国際映画祭の新部門「アジア学生映画コンファレンス」で選出された15作品を審査する3名の審査委員が決定しました。
アジア学生映画コンファレンス部門 審査委員
審査委員長
リティ・パン
映画監督
カンボジア生まれ。2003年、『21 クメール・ルージュの虐殺者たち』が数々の賞を受賞。06年、ボパナ視聴覚リソースセンターを共同設立した。13年、『消えた画 クメール・ルージュの真実』が米国アカデミー賞®にノミネート。20年、ベルリン映画祭で『照射されたものたち』が最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。22年、『すべては大丈夫』がベルリン映画祭銀熊賞を受賞。24年、『ポル・ポトとの会合』がカンヌ映画祭でプレミア上映された。
第38回東京国際映画祭のコンペティション部門に最新ドキュメンタリー『私たちは森の果実』が選出されている。
審査委員
クリスチャン・ジュンヌ
カンヌ国際映画祭代表補佐兼映画部門ディレクター
英語映画のフランス語翻訳を100作品以上手がけ、また20年にわたってカンヌ映画祭で働いている。1983年にカンヌ映画祭の仕事を始め、1995年よりフィルム担当責任者としてコンペティション部門の選考過程に携わっている。また、ある視点部門、シネフォンダシオン部門および短編部門の選考も担当し、カンヌ映画祭の総合代表のティエリー・フレモーとも密接に仕事している。1997年以降は、カンヌ映画祭映画部門ディレクターとして才能の発掘に取り組み、特に毎年訪れているアジア地域を専門としている。
審査委員
岡本多緒
俳優/モデル/映画監督
トップモデル「TAO」として世界で活躍。2013年に映画『ウルヴァリン:SAMURAI』で俳優デビューを果たし、以降ハリウッド作品を中心に数々の作品に出演。2023年には初監督作の短編映画『サン・アンド・ムーン』が東京国際映画祭ほか国内外の映画祭に選出。監督として3作目となる『My Sweet Pala』のほか、W主演をつとめる映画『急に具合が悪くなる』(濱口竜介監督)が2026年に公開を控える。
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